表参道・原宿の東京原宿クリニック院長の篠原です。
今回は「ずっと眠い」という症状について、お話ししたいと思います。
いくら寝ても眠い、仕事や勉強に集中できない、という症状でお悩みの方は多いのではないでしょうか。私の外来でも、「夜はしっかり寝ているのに、日中がつらい」「会議中や運転中に突然強い眠気に襲われる」「午後になると必ず眠くなる」といった訴えをよく耳にします。
このような症状の原因は様々です。単なる睡眠不足かもしれませんし、何らかの病気が隠れている可能性もあります。また、一見十分な睡眠を取っているように見えても、睡眠の質が悪かったり、体の深いレベルで不調が起きていたりすることもあります。
今回は、この「ずっと眠い」という症状について、西洋医学的な視点と分子栄養学的な視点の両方からみていきたいと思います。分子栄養学では、西洋医学ではリーチできない原因にもアプローチできる可能性があります。
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Contents
西洋医学から見た「ずっと眠い」の原因
西洋医学的な観点では、日中の強い眠気の原因は、大きく分けて以下の3つに分類されます。
- 日常生活における問題
- 病気の症状
- 過眠症
まずは、最も一般的な原因である日常生活の問題から見ていきましょう。
日常生活における問題
主な原因は睡眠不足です。就労世代に必要な睡眠時間は7—9時間ですが、現代では仕事や育児などで十分な睡眠時間が確保できない方が多くいます。睡眠が6時間しか取れない状態が続くと注意力が低下することが研究で示されています。
また、睡眠の質が悪いと日中の眠気につながります。寝室の環境や照明、温湿度、寝具などが影響します。さらに、寝る前のアルコールも睡眠の質を下げる要因で、抗アレルギー薬の副作用も眠気の原因です。多くの方はこれらの問題に対処せずに放置してしまうことが多いため、まずは自身の日常生活を見直すことが大切です。
睡眠時間の確保はもちろん、就寝前のリラックス時間を設けたり、寝室環境を整えることが非常に重要です。例えば、寝室の温湿度を適切に保つためには、エアコンや加湿器をうまく活用することが効果的です。また、アルコールの摂取についても、寝る前はなるべく避け、体に負担をかけないよう心がける必要があります。
さらに、ストレスも眠気の原因となります。日常生活で抱えるストレスが大きいと、交感神経が優位になり、睡眠の質が低下してしまいます。これを防ぐためには、適度な運動やリラックスする時間を設けることが重要です。例えば、ヨガや深呼吸などのリラクゼーション法を取り入れることで、ストレスを軽減し、睡眠の質を向上させることができます。
また、スマートフォンやパソコンなどのブルーライトも、睡眠に悪影響を与えることが知られています。就寝前にこれらのデバイスを使用することで、メラトニンの分泌が抑制され、寝付きが悪くなります。そのため、就寝1時間前にはこれらのデバイスの使用を控えることをお勧めします。
さらに、適切な食事も睡眠の質に大きな影響を与えます。夕食に重たい食事を摂ると消化に時間がかかり、就寝時に胃腸が活発に働くため、深い眠りを妨げます。反対に、軽い食事やバランスの取れた栄養素を摂ることが、安定した睡眠を促します。
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病気の症状として現れる眠気
眠気を引き起こす代表的な疾患には以下のようなものがあります。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に何度も呼吸が止まり、脳が酸欠になり睡眠が浅くなる病気です。いびきや夜間の息切れがある場合は専門医の診察をお勧めします。睡眠時無呼吸症候群については、こちらを御覧ください。
むずむず脚症候群
夕方から夜に脚に不快感が出て、じっとしていられなくなる病気で、睡眠不足に繋がります。脚を動かすことで一時的に症状が改善することがありますが、根本的な治療が必要です。
うつ病
気分の落ち込みに加え、過眠や強い眠気が現れることもあります。特に、日中に極度の眠気が生じる場合、心の健康を見直すことが必要です。うつ病は放置すると症状が悪化することがあるため、早期の対応が重要です。
甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンの不足で代謝が低下し、眠気や疲労感が生じます。この状態は、適切な治療を行うことで改善が期待できますが、まずは診断が必要です。甲状腺機能に問題があると感じた場合は、血液検査を受けてみることをお勧めします。
季節性うつ病(冬季うつ病)
冬に症状が現れ、過眠や炭水化物の過剰摂取が特徴です。特に冬季に症状が悪化する方は、日光を多く取り入れるなどの対策が有効です。光療法などを取り入れることで、症状の改善が期待できます。
概日リズム睡眠・覚醒障害
体内時計の乱れにより、昼間に眠気が出現し、夜間に眠れない状態になります。体内リズムを整えるためには、毎日の一定のリズムを守ることが大切です。特に、起床時間と就寝時間を一定にすることが重要で、これにより体内時計が調整されます。
また、これらの疾患は生活習慣と深く関係していることが多く、食事や運動、ストレス管理などが治療の一環として非常に重要です。適切な治療を受けることで、これらの病気に起因する眠気は大幅に改善することが期待できます。
病気が原因である場合、適切な治療と生活習慣の改善が必要です。自分では気づきにくい症状も多いため、専門家に相談することが最良の方法です。
過眠症について
上記の原因でも説明がつかない強い眠気が続く場合、過眠症の可能性があります。過眠症とは、十分な睡眠時間を確保し、規則正しい生活を送っていても、3ヶ月以上強い眠気が続く状態を指します。代表的な過眠症には、以下のようなものがあります。
ナルコレプシー
突然の強い眠気(睡眠発作)を伴う病気です。笑ったときに突然体の力が抜ける「情動脱力発作」も特徴です。日中の活動に大きな支障をきたすため、早期の診断が重要です。このような症状が見られる場合、なるべく早く睡眠専門医にかかりましょう。
特発性過眠症
持続的な眠気が続く病気です。長時間眠っても改善せず、目覚めも悪いことが特徴です。眠気による生活の質の低下が見られる場合、積極的な対策が必要ですので睡眠専門医へのご相談をおすすめします。
反復性過眠症
ほとんど1日中寝てしまう状態が数週間続き、それが年に1回以上繰り返される病気です。このような過眠のエピソードは生活を大きく乱すため、治療と支援が欠かせません。
過眠症の場合、まずは睡眠専門医の診断を受けることが重要です。また、生活習慣の改善や適切な薬物療法を行うことで、症状の改善が期待できます。過眠症は生活の質に大きな影響を及ぼすため、早めの対応が求められます。
また、過眠症の治療においては、生活リズムを整えることが重要です。毎日決まった時間に起床し、規則正しい生活を送ることで、眠気の改善が期待できます。さらに、食事内容にも注意が必要で、栄養バランスを整えることが過眠の予防につながります。
西洋医学的な検査・治療アプローチ
症状がある場合、まずは睡眠専門医の診察と検査をお勧めします。代表的な検査には以下のようなものがあります。
終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)
脳波、心電図、呼吸状態などを測定し、睡眠の質や無呼吸を調べます。この検査により、体の状態を細かく把握し、適切な対策を練ることが可能です。
反復睡眠潜時検査(MSLT)
日中にどのくらいの時間で眠るかを測定し、ナルコレプシーの診断に用います。迅速な診断により、適切な治療が可能になります。
血液検査
甲状腺機能や貧血の有無を調べます。これにより、身体の代謝状態を知り、眠気の原因を把握することができます。
心理検査
うつ病などの精神疾患を評価します。精神的な健康状態を把握することも、眠気の原因を理解する上で重要です。
また、睡眠の質を高めるために、睡眠環境の見直しや生活習慣の改善も並行して行うことが推奨されます。例えば、就寝前のリラックスした時間を設けたり、カフェインの摂取を控えたりすることで、より深い睡眠が得られるようになります。
しかし、これらの西洋医学的な検査で異常が見つからない場合や、治療を行っても十分な改善が得られない場合も少なくありません。そのような時こそ、分子栄養学的なアプローチが効果を発揮することがあります。
分子栄養学から見た「ずっと眠い」の原因
分子栄養学とは
分子栄養学は、体の不調を細胞レベルで捉え、その原因を探る学問です。食事や栄養素、環境要因を基に、個々の体の状態を細かく分析し、最適な治療を行うことを目指します。西洋医学では異常が見つからない場合でも、分子栄養学的な視点からは隠れた不調の原因を見つけることができます。
分子栄養学的な視点では、体の不調を細胞レベルで見ていきます。「ずっと眠い」という症状の背景には、実は様々な要因が複雑に絡み合っていることが多いのです。
副腎疲労
現代社会では、多くの方が慢性的なストレス状態にさらされています。仕事や人間関係のストレス、環境による負荷、睡眠不足など、様々なストレスが積み重なることで、副腎が疲弊してしまいます。
副腎は、ストレスに対抗するためのホルモンを分泌する重要な臓器です。特にコルチゾールというホルモンは、私たちの活動リズムを整えるのに重要な役割を果たしています。健康な状態では、コルチゾールは朝に高く、夜に向けて徐々に低下していきます。これにより、朝は目覚めやすく、夜は眠りやすい状態が作られるのです。
しかし、副腎が疲弊してくると、このリズムが乱れてきます。朝のコルチゾールが上手く分泌されないと、目覚めが悪く、午前中ボーっとした状態が続きます。また、夜までコルチゾールが高い状態が続くと、寝付きが悪くなり、質の良い睡眠が取れなくなってしまいます。
さらに、コルチゾールには血糖値を調整する重要な役割もあります。この機能が低下すると、血糖値が不安定になり、特に低血糖になった時に強い眠気を感じやすくなります。「食事の後に異常な眠気を感じる」「空腹時にめまいや冷や汗が出る」といった症状がある場合は、この血糖値の乱れを疑う必要があります。副腎疲労についてはこちらをご参照ください。
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栄養不足
現代人の多くが、様々な栄養素不足に陥っています。一見、十分な食事を摂っているように見えても、加工食品の増加、土壌の栄養価の低下、ストレスによる消費増大など、様々な要因が重なって、必要な栄養素が不足しがちです。
特に眠気に関連する重要な栄養素として、まず鉄分が挙げられます。鉄分は、酸素を運搬するヘモグロビンの材料として欠かせません。不足すると脳への酸素供給が低下し、強い眠気や疲労感、集中力の低下を引き起こします。私の外来でも、特に月経のある女性で、鉄欠乏による強い眠気を訴える方が多く見られます。鉄欠乏についてはこちらをご参照ください。
また、マグネシウムも重要な栄養素です。マグネシウムは、体内で300以上の酵素の補酵素として機能しており、特にエネルギー産生に深く関わっています。現代人の多くがマグネシウム不足と言われていますが、その大きな原因の一つは慢性的なストレスです。ストレス下では、マグネシウムの消費が増加し、さらに不足を招くという悪循環に陥りやすいのです。
ビタミンB群も、エネルギー代謝には欠かせません。特にB1、B2、B6、B12は重要で、これらが不足すると代謝が低下し、疲労感や眠気を感じやすくなります。最近の食生活では、精製された炭水化物の摂取が多くなりがちですが、これはビタミンB1の消費を増加させます。その結果、相対的なビタミンB1不足を招くことがあるのです。
ミトコンドリア機能低下
ミトコンドリアは、私たちの細胞の中にあるエネルギー工場です。食べ物から取り入れた栄養素を、実際に使えるエネルギー(ATP)に変換する重要な役割を担っています。このミトコンドリアの機能が低下すると、体のあらゆる部分でエネルギー不足が起こってきます。
特に脳は、体の中で最もエネルギーを必要とする器官の一つです。ミトコンドリアの機能が低下すると、脳へのエネルギー供給が不足し、強い眠気や集中力の低下として現れます。また、筋肉でもエネルギー不足が起こるため、体が重く感じたり、疲れやすくなったりします。
さらに、機能が低下したミトコンドリアは、通常よりも多くの活性酸素を産生します。活性酸素は細胞にダメージを与え、さらなるミトコンドリアの機能低下を招くという悪循環を引き起こします。
ミトコンドリアの機能低下を引き起こす要因は実に様々です。加齢はその代表的なものですが、それ以外にも運動不足、栄養不足、環境毒素への暴露、慢性的な炎症、睡眠の質の低下なども影響します。特に現代社会では、化学物質や電磁波などの環境要因による負荷が増加しており、これらもミトコンドリアの機能に影響を与える可能性があります。ミトコンドリア機能につきましては、こちらをご参照ください。
腸内環境の悪化
「腸は第二の脳である」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。実際、腸の状態は脳の機能に大きな影響を与えることが、最近の研究でわかってきています。
腸内環境が悪化すると、まず栄養の吸収に影響が出ます。腸の粘膜が荒れると、せっかく食事で摂取した栄養素も十分に吸収されなくなってしまいます。その結果、ビタミンやミネラルが不足し、エネルギー産生に影響が出てきます。
また、腸内細菌のバランスが崩れると、炎症が起きやすくなります。腸で起きた炎症は、血流を介して全身に影響を及ぼします。特に重要なのが、炎症性サイトカインの増加です。これらの物質は血液脳関門を通過し、脳の機能に直接影響を与えます。その結果、眠気や疲労感、集中力の低下といった症状として現れるのです。
さらに、私たちの免疫細胞の70%は腸に存在していると言われています。腸内環境の悪化は免疫力の低下につながり、それが疲労感や眠気の原因となることもあります。また、自己免疫疾患のリスクも上昇します。腸内環境改善についてはこちらをご参照ください。
分子栄養学的な検査
これらの問題を改善するためには、まず適切な検査で原因を特定することが重要です。当院では以下のような検査を組み合わせて、総合的な評価を行っています。
尿中有機酸検査
この検査では、体内の代謝状態を詳しく調べることができます。具体的には、
- ミトコンドリア機能
- クエン酸回路の働き
- 栄養状態
- エネルギー代謝
- 腸内細菌の状態
- 解毒機能
などを評価することができます。有機酸検査についてはこちらもご参照ください。
血液検査
通常の血液検査では分からない、詳細な栄養状態を調べることができます。例えば、
- ビタミンB群の各種類の詳細な値
- ミネラルバランス
- 活性型ビタミンB12の値
- 炎症マーカー
- 酸化ストレスマーカー
- 各種ホルモン値(副腎や甲状腺など)
特に重要なのは、単に基準値内かどうかではなく、その方の症状に照らし合わせて、最適な値を判断することです。基準値内であっても、その方にとって不足している可能性があります。
唾液検査
コルチゾールの日内変動を調べることができます。通常、コルチゾールは朝に高く、夜に向けて徐々に低下していきますが、副腎疲労ではこのリズムが乱れます。また、DHEAなど、他の副腎ホルモンも測定することで、より詳細な副腎の状態を把握することができます。唾液コルチゾール検査については、こちらをご参照ください。
腸内環境検査
腸内細菌叢の分析や、腸の透過性、炎症マーカー、消化酵素の状態なども調べることができます。当院では主にGIMAP検査を用いています。
分子栄養学的な治療アプローチ
検査結果に基づき、以下のような治療を組み合わせて行っていきます。
オーダーメイドの栄養療法
- 検査で判明した不足栄養素の補充
- その方の代謝状態に合わせた食事指導
- 腸内環境を考慮したサプリメントの選択
- 吸収率を考慮した摂取タイミングの指導
生活習慣の改善
- 睡眠の質を上げるための具体的なアドバイス
- ストレス管理の方法
- 運動方法の指導
- 生活リズムの調整
環境要因への対策
- 電磁波対策
- 化学物質の曝露を減らす工夫
- 住環境の改善アドバイス
具体的な改善のポイント
これまでの経験から、「ずっと眠い」という症状の改善には、以下のようなポイントが重要だと考えています。
朝の目覚めを改善する
- 起床後30分以内に太陽光を浴びる
- 朝食は必ず摂る(特にタンパク質を含むもの)
- 冷水で顔を洗う、シャワーを浴びるなど、体を刺激する
血糖値の安定化
- 食事は一日3回、規則正しく
- 間食が必要な場合は、果物や甘いものを避け、おにぎりやさつまいもなどを選ぶ
- 精製された炭水化物を控える
栄養補給の工夫
- 鉄分は、ビタミンCと一緒に摂取
- マグネシウムは、就寝前の補給が効果的
- ビタミンB群は、朝・昼の活動時に補給
腸内環境の改善
- 発酵食品の積極的な摂取
- 食物繊維を意識的に摂る
- 腸を刺激する食品を避ける(個人差あり)
ミトコンドリアのサポート
- 適度な有酸素運動
- 抗酸化物質を含む食品の摂取
- 十分な休息を取る
まとめ
「寝てもずっと眠い」という症状の改善には、段階的なアプローチが重要です。
まずは基本的な生活習慣の見直し
- 十分な睡眠時間の確保
- 規則正しい生活リズム
- バランスの良い食事
改善が見られない場合は西洋医学的なアプローチ
- 睡眠専門医の受診
- 必要な検査の実施
- 適切な治療の開始
さらに改善が必要な場合は分子栄養学的なアプローチ
- 詳細な検査による原因究明
- オーダーメイドの治療プラン
- 継続的なフォローアップ
当院では、分子栄養学の観点から「ずっと眠い」問題に対応しています。気になる症状があれば、ぜひご相談ください。栄養バランスを整えることで、より健康で活力のある生活を取り戻しましょう。
栄養外来はこちらから
最後に(免責)
本記事の内容は、医学的治療に置き換わるものではありません。個人的にお試しになり健康被害が生じても、当院では一切責任を負えませんのでご了承下さい。
病態の改善に必要な食事・サプリメントはひとりひとり異なります。
基本的に、主治医と相談しながら治療を進めていただければと思います。
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1975年横浜生まれ、2021年9月に東京原宿クリニックを開設。内科医、呼吸器内科専門医、アレルギー専門医として豊富な経験を持つ。現在は、一般内科診療をはじめ、栄養療法・点滴療法、カウンセリングを組み合わせた総合的な健康サポートを行いながら、患者さん一人ひとりの生活の質向上をサポート。自身の体調不良経験から、従来の西洋医学に加え、栄養療法の重要性を実感。最新の医学知識の習得に励み、患者さんにとってより良い医療の提供に取り組んでいる。医学博士、日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医、臨床分子栄養医学研究会認定指導医。