キネシオロジー外来

キネシオロジーを用いた体調不良の発見

当院では、体調不良の原因を検索することにキネシオロジーを使用しています。

一言で健康を考えたときに、筋骨格系の問題、栄養の問題、精神的な問題、またはそれを取り巻く環境の問題など様々な要素が組み合わさっていると考えられます。

たとえば、慢性疲労という症状があったとして、それが、栄養不足によるものなのか、感染なのか、精神的な問題なのか、環境の問題なのか、人によってだいぶ異なります。

キネシオロジーによる体調不良の原因検索によって、自分でも気づいていないことが体調不良の原因になっているということの気づきになることと、その原因に対して対処していくことで、課題の解決のロードマップを作成することができます。

体調不良の場合、何から手をつけていいか分からないといったことが多くありますが、キネシオロジーによってそのこんがらがった頭を解きほぐす助けになると考えています。

もちろん、キネシオロジーで当たりをつけたものに関しては、検査で裏付けするということも大事だと考えています。

西洋医学の治療、栄養療法や、他の治療などをやっていても良くならない、と言った時に、他に原因があるのかどうか、などを検索する時に重宝しています。

潜在意識は、今の状況を変化させたくない可能性があります

誰しもが体調不良になれば、今の状況をなんとか改善したいと考えると思います。

ところが、キネシオロジーで本人の潜在意識に聞いてみると、実は潜在意識は体調不良の方が居心地が良くて、改善してしまうことに対して抵抗を感じている、ということに良く出会います。

このことを、「心理的逆転」と呼び、多くの慢性疾患に悩んでいる方にみられます。

心理的逆転が入り込んでいると、西洋医学の治療にせよ、他の治療法にせよ、潜在意識のブロックが入ってしまうために、どうしても治療が頭打ちになってしまうことがあります。

当院では、心理的逆転、つまり、

「自分では治そうと思っているのに、潜在意識が反対している」

と言ったような、心のアクセルとブレーキが同時に踏まれているような状況を見つけて、

それを修正していく、ということを行っています。

脳のキネシオロジー

体や心は、脳との結びつきがとても強いです。

体だけ治しても、脳の司令が誤っている場合、すぐにもとに戻ってしまいます。

また、心と脳の結びつきもとても強く、過去に経験したトラウマなどが強烈に記憶されていて、そのことが、現在のうまくいかない原因に結びつくことがあります。

そのような場合、脳の働きを調整することで、不調が改善することがあります。

例えば、扁桃体は、情動に強く関連する脳の場所ですが、周りの状況が安全なのに、扁桃体が活性化しすぎると、いつも漠然とした不安を抱えてしまう、ということになります。

そのような場合、扁桃体の働きを調節することで、心理的なブロックが外されることができます。

また、前頭葉と後頭葉の働き、左右の脳の働きといったものがバランス良く協調していることも大事です。

当院で使用している、脳のキネシオロジーでは、扁桃体や過去の記憶などにアクセスして、整えていく、ということを行っています。

恐怖麻痺反射

恐怖麻痺反射は、原始反射の一つで、受胎後、５週くらいから発達しはじめ、母親の胎内から出てくるまでに消失する反射です。

しかし、何らかの理由によって出生後も残っていると、いつもこの反射が発動して、生きづらさの原因となることがあります。

恐怖麻痺反射が残存すると、

• 音、触覚、視覚的な変化に対して、極度に感覚過敏になる
• 状況の変化に対処できなくなる
• 疲れやすい
• 変化に対して、柔軟な対応ができない
• 自己肯定感が低い
• ストレスな状況がくると、固まる（不動化）
• 愛を受け取るのも表現するのも苦手

などの症状となって現れます。

環境の変化に弱くなるので、疲労の原因となります。

当院では、必要に応じて恐怖麻痺反射を探し、それを改善していくことを、脳のキネシオロジーを用いて行っています。

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※キネシオロジーは、現在当院栄養外来通院中の方のみとしております。
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