
サルベストロールサプリメントのご紹介です。
サルベストロールとは
サルベストロールは一般的な野菜、果物、ハーブなどのオーガニック植物に多く含まれる天然成分です。
リンゴ、ブルーベリー、クランベリー、ラズベリー、イチゴ、イチジクなどの果物、アボガド、きゃべつ、ブロッコリー、カリフラワー、にんにくのような野菜、バジル、ルイボス、ローズヒップなどのハーブに多く含まれています。

ヒトの体内に入ると、傷を負った細胞を排除することを助けます。
欧米諸国をはじめ、世界中の医療機関などで活用されています。
植物は真菌(カビ)などの外敵に攻撃されると、抗菌作用のある成分を作って、自分自身を守るのですが、その成分がサルベストロールです。
現代の植物は、農薬や抗菌剤を使用されて栽培されることが多く、そのような植物にはそもそも真菌が付かないため、サルベストロールの産生量がとても少ないです。
その反面、無農薬栽培(オーガニック)の農作物には、3〜30倍ものサルベストロールが含まれると言われています。
そのため、現代人は、100年前の1/10程度までサルベストロール摂取量が減ってしまっているとも言われているのです。
このサルベストロールは真菌から防御する作用がありますが、ヒトのがん細胞にも同様な効果が期待できることがわかってきました。
サルベストロールの働き
サルベストロールは、ヒトの体内に入ると、細胞の自然なライフサイクルを助けます。
傷ついた細胞には、CYP1B1という酵素が出現します。
サルベストロールは、この酵素によって活性化されて、傷ついた細胞を体から自然に排除するために働きます。
一方、健康な細胞には、CYP1B1が表出していないため、影響はありません。

サルベストロールは、イギリスのダン・バーグ博士が率いる研究チームによって発見されました。
当院で採用しているサルベストロールサプリメント
このように、サルベストロールを摂取することは、要らないものを排除するために必要ではありますが、現代の食事から摂取することが困難であるため、必要な時にはサプリメントを利用することが有用です。
当院が採用している製品は、ヨーロッパおよび南米産のオーガニック果物(ブドウ、タンジェリン/オレンジ、ブルーベリー)から抽出された成分が配合されています。
価格
このサプリメントについて
サルベストロールサプリメントは、厚生労働省が認可した治療法ではありません。従いまして、自由診療で行うことになります。
副作用に関しては、現段階で大きな副作用は報告されていません。諸外国における重篤な安全性情報の報告はありません。
サルベストロールサプリメントは、国内メーカーである、サルベストロールジャパンより入手しています。
国内に、同一の性能を有する承認医薬品はありません。
処方について
当院を受診され、診察の上、必要と認められた方に処方いたします。
ご希望の方は、以下より診察のご予約をお取りください。
(サルベストロール以外のご相談はできません)
オンラインでも可能です。
(診察は有料です;初診料 2,000円)
執筆者 篠原 岳:1975年横浜生まれ、2021年9月に東京原宿クリニックを開設。内科医、呼吸器内科専門医、アレルギー専門医として豊富な経験を持つ。現在は、一般内科診療をはじめ、栄養療法・点滴療法、カウンセリングを組み合わせた総合的な健康サポートを行いながら、患者さん一人ひとりの生活の質向上をサポート。自身の体調不良経験から、従来の西洋医学に加え、栄養療法の重要性を実感。最新の医学知識の習得に励み、患者さんにとってより良い医療の提供に取り組んでいる。医学博士、日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医、臨床分子栄養医学研究会認定指導医。