
アフターピル(緊急避妊薬)についてのページです。
表参道・原宿の東京原宿クリニックです。
緊急避妊薬は、確実な避妊ができなかった性行為から、72時間(3日)以内に服用することで、妊娠を回避する方法です。
Contents
緊急避妊薬(アフターピル)の作用機序について
緊急避妊薬の服用が月経周期のどの時期だったかによって、
排卵の抑制、遅延、精子の子宮内への侵入阻止などの作用が考えられています。
緊急避妊薬が必要なのはどのような時でしょうか
- 避妊をしない性交後(膣外射精も含みます)
- コンドームが破れたり外れたりした場合
- 特にアクシデントはないけれど不安な時など
緊急避妊薬の種類
ヤッペ法
中等量ピル(卵胞ホルモン+黄体ホルモン)を内服する方法。
ヤッペ氏らが1977年に発表した緊急避妊方法です。
費用が安いですが、吐き気などの副作用がおきやすいです。
レボノルゲストレル法
レボノルゲストレル(黄体ホルモン)を内服する方法。
安全性に優れています。
ヤッペ法とレボノルゲストレル法を比較すると、レボノルゲストレル法の方が、緊急避妊の効果が高いという結果が出ています。
ヤッペ法の妊娠阻止率が57%に比べて、レボノルゲストレル法は85%という報告があります。
よって、当院ではより緊急避妊の効果が高く、副作用が少ない、レボノルゲストレル法を採用しています。
先発品と後発品
当院では、よりお求めやすいように、後発品(ジェネリック)のレボノルゲストレル錠を採用しています。

確実に避妊されるわけではありません
効果(妊娠阻止率)は85%(10人飲んで、1~2人は妊娠が継続)ですので、100%ではありません。
アフターピルはあくまでも緊急用であり、日頃から低用量ピルなどできちんと避妊しておくことが重要です。
緊急避妊薬の内服方法
レボノルゲストレル錠という黄体ホルモン(150mg)を性交後72 時間以内に1回内服します。
医療機関を受診し基本的には医師の前で服用します。
レボノルゲストレル錠の副作用
レボノルゲストレル錠にはほとんど副作用はなく、服用後に若干気持ち悪いなどの症状がまれに起きる程度ですが、一時的です。
レボノルゲストレル錠を服用した後
レボノルゲストレル錠は、排卵を遅らせることがあるので、緊急避妊後にはかえって妊娠しやすい時期となることがあります。
従いまして、次の生理がきて、妊娠しなかったことを確認するまでは、注意が必要です。
どの周期で服用したかによりますが、概ね3週間以内に出血すると言われています。
3週間たっても出血がみられない場合、妊娠検査を実施しましょう。
よくあるご質問
授乳中の服用はできますか?
できますが、服用後24時間授乳を控えて下さい。
緊急避妊をすることで、将来の妊娠に影響はありますか?
将来の妊孕性に影響することはありませんし、レボノルゲストレル錠を服用したものの妊娠した場合における胎児への影響はないものと考えられています。
服用後の出血はどのくらい待ちますか?
避妊できたと確認できる出血は、最大21日間待って判断します。
常備していたいのですが。。
緊急避妊薬はあくまで緊急事態の時のためなので、常備することはおすすめしません。
価格
レボノルゲストレル錠 | 9,500円(税込) |
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(診療時間:火水木金 10:00~13:00, 14:00~17:00)
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