表参道・原宿の東京原宿クリニック院長の篠原です。
口臭に悩む方は非常に多く、その影響は対人関係や自己評価にまで及びます。特に、マスク生活が普及した現代において、自分の口臭に敏感になる方が増えています。この問題は、他者との距離感や対人不安にまで影響を及ぼし、自尊心や社会生活の質を低下させることもあります。
今回は、口臭と胃腸の関係について説明します。口臭の原因は口腔内に限定されるものではなく、胃腸の状態とも深く関連していることが多いのです。胃腸の不調や腸内環境の乱れが口臭の主要な原因となるケースが少なくありません。これについて、検査や対策をお話していきます。
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Contents
口臭の一般的な原因
口臭の原因はさまざまですが、まずは口腔内に問題をチェックしましょう。まず、口臭の一般的な原因について、深掘りしていきましょう。
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1. 口腔内の問題
- 歯周病: 歯周病は歯茎に炎症を引き起こし、進行すると歯を支える骨が溶けてしまいます。この際、硫化水素などの悪臭物質が発生し、口臭の主要な原因となります。歯周病は細菌感染による慢性炎症であり、初期段階で適切な治療を行わないと歯を失うリスクも高まります。
- 虫歯: 虫歯は細菌の繁殖により食べかすが分解される過程で悪臭を生じます。特に深い虫歯は、口臭の原因となります。詰め物が外れている場合や、根管治療が不完全な場合も、悪臭の発生源となりやすいです。
- 舌苔: 舌の表面に付着する白い膜(舌苔)は細菌の温床です。これが食べかすを分解し、揮発性硫黄化合物といった悪臭物質を発生させます。舌苔は特に口腔衛生の問題や唾液の減少が原因となりやすく、その除去には定期的な舌清掃が必要です。
- 唾液の分泌低下: 唾液には口腔内の殺菌作用がありますが、その分泌が減少すると細菌が増殖しやすくなり、口臭を引き起こします。唾液の減少は加齢、ストレス、脱水、薬物の影響などで引き起こされます。唾液の分泌を促すためには、水分補給やガムを噛むことが効果的です。

2. 生活習慣による原因
生活習慣も口臭の重要な要因です。特に次のような習慣が口臭を悪化させます。
- 喫煙: タバコの煙には多数の化学物質が含まれ、それが口腔内に付着することで口臭を引き起こします。また、喫煙は歯周病のリスクを高めるだけでなく、唾液の分泌を減少させ、口腔内を乾燥させることで細菌の増殖を助長します。これにより、口腔環境が悪化し、口臭が強くなるのです。
- アルコールの過剰摂取: アルコールは口腔内を乾燥させ、唾液分泌を減少させます。その結果、細菌が増殖し口臭が生じやすくなります。さらに、アルコールの代謝過程で生成されるアセトアルデヒドも口臭の原因となります。
- 食習慣: ニンニクや玉ねぎなどの臭いの強い食材は、消化吸収された後、血液中に入り、肺を通じて呼気として排出されます。また、偏った食事や不規則な食生活も胃腸に負担をかけ、口臭の原因となります。例えば、高脂肪食や消化の悪い食材を過剰に摂取すると、腸内での腐敗発酵が促進されることで、臭いの元となるガスが発生しやすくなります。

3. 口腔ケアの重要性
口臭が気になる場合、まずは適切な口腔ケアを徹底することが重要です。口腔ケアを怠ると、口臭の原因となる細菌の増殖が加速します。
- 歯磨きの徹底: 1日3回、食後に歯磨きを行い、デンタルフロスの使用や歯ブラシの定期的な交換も心がけましょう。歯間の食べかすは虫歯や歯周病の原因になるため、フロスや歯間ブラシを使うことが効果的です。
- 舌のケア: 舌苔を取り除くために、舌ブラシを使用するのも効果的です。強くこすり過ぎると舌の表面を傷つける可能性があるため、適切な力加減で行いましょう。
- 定期的な歯科検診: 半年に1回の検診とプロフェッショナルなクリーニングを受けることで、口臭の原因を早期に発見・治療できます。また、歯科医による歯石の除去も重要です。歯石は細菌の温床となるため、定期的なケアが不可欠です。

まずは、歯科において、口腔内の問題をチェックしてもらいましょう。それでも改善しない場合は、胃腸の問題を考えましょう。
口臭の原因が胃腸にあるかどうかのセルフチェックテスト
口臭の原因が口腔内なのか、胃腸にあるのかを判断するためのセルフチェックテストをやってみましょう。ただし、これは正確な診断ではありませんので、参考程度にしてください。
ご心配な症状がある場合は、お問い合わせよりお願いいたします。
胃腸が原因の口臭
胃腸が原因の口臭は、通常の口腔内由来の口臭とは異なる特徴を持ち、特に口腔ケアを行っても改善が見られないケースにおいて重要な鑑別要素となります。胃腸の状態と口臭の関連は、複数のメカニズムがあって、その多くは腸内細菌叢の変化や胃酸逆流など、消化管の健康状態が原因となります。これらの胃腸由来の口臭に対処するためには、口腔ケアに加えて消化管の健康維持が不可欠です。
胃腸が原因の口臭の特徴
胃腸由来の口臭には以下の特徴が見られます。
- 臭いの種類: 胃腸由来の口臭は、糞便様の臭いや腐敗臭、アンモニア臭などの強い不快臭が多く、逆流性食道炎の場合は酸っぱい臭いが特徴です。これらの臭いは、腸内の異常発酵や胃酸の逆流など、胃腸の機能不全によるものです。また、これらの臭いは口腔内の清掃だけでは解決されにくく、根本的な治療が必要となります。
- 臭いが強くなるタイミング: 胃腸由来の口臭は、朝起きた直後、空腹時、または消化過程での負担がかかる食後などに強くなることが多いです。特に、空腹時における胃酸の逆流や、夜間の胃酸の分泌増加によって悪化することがあります。これらの時間帯に悪化する場合は、胃酸過多や逆流の管理が重要です。
- 随伴症状: これらの口臭には、しばしば胃腸の不調が伴います。胃もたれ、げっぷ、腹部膨満感、便通異常(便秘や下痢)などが共に見られる場合、胃腸の問題が口臭の発生源である可能性が高まります。これらの症状が持続する場合には、胃腸の病気の可能性を考慮すべきです。また、これらの症状は消化不良や腸内環境の悪化を反映しており、適切な栄養療法や生活習慣の改善が求められます。

胃腸が原因の口臭のメカニズム
胃腸が原因で発生する口臭は、主に以下のメカニズムを通じて起こります。
- 消化不良と腸内発酵: 食物が消化不良を起こし腸内に長時間滞留することで、腸内細菌による異常発酵が進行します。これにより、インドールやスカトールなどの悪臭を伴う代謝産物が生成されます。特にタンパク質の過剰摂取により腐敗発酵が起こると、アンモニアや硫化水素などの有害な揮発性硫黄化合物が発生し、口臭が強まります。この過程は、腸内の消化酵素不足や食事中の栄養素バランスの乱れによっても悪化するため、食生活の改善が重要です。消化不良につきましては、こちらもご参照下さい。
- 腸内細菌叢の乱れ: 腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると、悪玉菌が優勢となり、腸内での腐敗発酵が促進されます。この結果、硫化水素、メチルメルカプタン、インドールなどの悪臭物質が生成され、これらが血流に乗って肺に到達し、呼気として排出されます。腸内細菌叢の健康は、消化管全体の状態を反映し、口臭の強さにも大きく影響します。特に、悪玉菌の増殖は腸内環境の酸性化を促進し、有害物質の生成を加速させます。
- 血流を介した悪臭物質の運搬: 腸内で生成された悪臭物質は、腸粘膜を通して血流に取り込まれ、肺に運ばれて呼気として排出されます。このメカニズムは「血液由来口臭」として知られ、口腔内ケアのみでは解決できない性質を持っています。血中に取り込まれる物質は腸内環境だけでなく、肝臓の解毒機能とも関連しており、全身的な代謝の健康状態を反映しています。肝臓の負担が増えると解毒が不十分となり、悪臭物質の体内循環が続くため、肝機能のサポートも重要です。

胃腸が原因となる疾患
胃腸の健康問題は直接的に口臭の発生に寄与することがあり、特に以下のような疾患が原因として挙げられます。
- 逆流性食道炎: 胃酸が食道へ逆流し、食道粘膜に炎症を引き起こすことで、酸味を帯びた口臭が発生します。逆流性食道炎は、長期的な胃酸の逆流により食道の粘膜が損傷を受け、炎症を起こす状態です。胸やけや喉の違和感が伴うことが多く、食事の見直しや生活習慣の改善、薬物療法が治療に役立ちます。
- 慢性胃炎: 胃粘膜の慢性的な炎症は、消化不良を引き起こし、腐敗臭のような口臭を発生させます。慢性胃炎の原因はピロリ菌感染、ストレス、過剰なアルコール摂取などが考えられ、適切な治療が必要です。ピロリ菌の除菌療法や胃粘膜を保護する薬剤が治療に使用されます。
- ピロリ菌感染: ヘリコバクター・ピロリ菌は、胃内でアンモニアを生成することで胃粘膜を刺激し、炎症を引き起こします。このアンモニアが原因で強い口臭が生じることがあります。ピロリ菌の感染が確認された場合、除菌治療を行うことで口臭の改善が期待できます。ただし、ピロリ菌は胃カメラなどでは見つからないことが多く、後述するGIMAPでないと検出できないことがあるので注意が必要です。検査で見つかりにくいピロリ菌についてはこちらもご参照下さい。
- 小腸内細菌異常増殖(SIBO): 小腸内で本来は存在しないはずの過剰な細菌が繁殖することで、ガスの生成が増加し、口臭の原因となります。SIBOは腹部膨満感、ガス、下痢や便秘といった症状も伴います。低FODMAP食など食事療法や抗生物質による治療が行われます。SIBOは改善が難しいですが、後述するGIMAPを行うことで治療方針がたってきます。SIBOにつきましては、こちらもご参照下さい。
- リーキーガット症候群: 腸壁の透過性が高まり、未消化の食物粒子や細菌由来の毒素が血流に侵入する状態です。これにより全身の炎症反応が引き起こされ、肝臓への負担が増し、口臭が悪化することがあります。リーキーガットの治療には、腸粘膜の修復を助ける栄養素(L-グルタミン、亜鉛、オメガ3脂肪酸)などのサポートが効果的です。リーキーガットにつきましては、こちらもご参照下さい。

分子栄養学的な検査と対策
胃腸が原因の口臭が疑われる場合、分子栄養学的な検査を通じて根本原因を特定することが可能です。これにより、症状に対して的確なアプローチを取ることができます。例えば、便検査による腸内細菌の状態を把握することで、腸内環境の問題や栄養欠乏の有無を確認します。
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GIMAP腸内環境検査
GIMAP腸内環境検査は、便のDNA解析を通じて腸内細菌のバランスや消化機能、病原菌の有無などを評価することができます。この検査により、腸内環境の現状を詳細に把握し、腸内フローラの乱れや特定の細菌の過剰増殖を特定します。これにより、腸内環境の改善に向けた具体的なアプローチが可能となります。
例えば、善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌が不足している場合は、プロバイオティクスの摂取を増やし、腸内環境の改善を図ります。また、悪玉菌や病原性細菌が多い場合には、抗菌ハーブや食事療法を通じて細菌叢のバランスを整えることが推奨されます。さらに、腸の炎症が確認された場合には、L-グルタミンや亜鉛を用いた栄養サポートが有効です。
GIMAP検査を通じて得られた情報に基づき、適切なプロバイオティクスの選択、消化酵素の補充、そして抗菌ハーブなどを使用することで、腸内環境の健全化を図ります。これにより、腸内の過剰な発酵やガス生成を抑え、口臭の根本的な改善が期待できます。GIMAP検査につきましては、以下をご参照下さい。
食物アレルギー検査
血液検査により、特定の食物に対するIgG抗体を測定し、腸管透過性の評価が可能です。この検査によりリーキーガット症候群や食物不耐性の特定が行えます。特に慢性的な胃腸の不調を抱えている場合、アレルギーや不耐性が原因となっている可能性があります。

改善のための対策
検査結果に基づき、以下の対策を行うことで口臭の改善が期待できます。これらの対策は腸内環境や全身の健康にも関係しています。
1. 腸内環境の改善
- 食物繊維の摂取: 野菜、果物、全粒穀物を積極的に摂取し、必要に応じて食物繊維サプリメントを活用します。食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内フローラのバランスを整えます。
- 発酵食品の活用: キムチ、ぬか漬け、味噌、納豆などの発酵食品を取り入れましょう。これにより、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善します。
- プロバイオティクス: 乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスを摂取し、腸内フローラの改善を目指します。プロバイオティクスのサプリメントも有効で、腸内の多様性を高めることが期待できます。
上記の3つは大半の腸内環境改善に関係しますが、SIBOと呼ばれる状況においては、腸内細菌が過剰に増殖する可能性があり、逆効果となることがありますので、やはりGIMAPの検査結果に基づいて改善を行うことが大事と考えます。
2. 食生活の改善
- バランスの良い食事: タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂取することが重要です。特に、ビタミンB群や亜鉛は胃腸の健康に不可欠です。
- 食事のタイミングと方法: 規則正しい食事時間を心がけ、食事中は20〜30回の十分な咀嚼を行いましょう。しっかりと咀嚼することで消化酵素が十分に分泌され、消化を助けます。
- 適度な水分補給: 食事とともに適切な水分を摂ることで、胃腸の働きをサポートし、口腔内の乾燥を防ぎます。
3. 生活習慣の改善
- 睡眠: 7〜8時間の十分な睡眠と規則正しい生活リズムが大切です。睡眠不足はストレスホルモンの増加を引き起こし、胃腸の働きに悪影響を与えることがあります。
- 運動: 定期的な有酸素運動やストレッチで腸の動きを活性化させましょう。特にウォーキングやヨガは腸の蠕動運動を促し、便通を改善します。
- ストレス管理: ヨガや瞑想など、リラックス法を取り入れ、ストレスを適切に管理します。ストレスは胃酸過多や消化不良の原因となるため、適切なケアが重要です。

4. サプリメントによるサポート
- 消化酵素: 消化酵素サプリメントや胆汁酸を補うことで、消化をサポートします。特に高脂肪食を摂る際には消化酵素のサポートが効果的です。GIMAP検査では、消化酵素がどのくらい出ているかを判定できます。
- プロバイオティクス: 胃酸耐性のあるプロバイオティクスを選び、高い含有量の製品を摂取しましょう。これにより、胃酸による菌の減少を防ぎ、効果的に腸内環境を整えることが可能です。GIMAPでは、善玉菌が足りているのか足りていないのかを判定できます。
- 腸の修復成分: L-グルタミン、亜鉛、ビタミンD、オメガ3脂肪酸などは腸の修復をサポートします。これらは腸粘膜の健康を保ち、リーキーガット症候群の予防にも役立ちます。GIMAPでは、腸の炎症状態、リーキーガットの程度を判定することができます。
- 悪玉菌の除菌:GIMAP検査により検出されたピロリ菌や、腸カンジダ、もしくは他の悪玉菌に対して、ハーブや抗菌薬を用いて除菌をしていきます。これにより、口臭の元になる菌を減少させることができます。
栄養状態の評価とサプリメント
分子栄養学的なアプローチとして、血液検査を用いた栄養状態の評価も非常に重要です。栄養不足があると、胃腸機能や免疫機能に悪影響を与え、結果として腸内環境が悪化し、口臭が発生する可能性があります。特に、以下の栄養素の欠乏が口臭に関連しています。
- ビタミンB群: ビタミンB群はエネルギー代謝に重要な役割を果たし、消化酵素の生成や腸粘膜の健康維持にも寄与しています。ビタミンB群が不足すると消化が滞りやすくなり、腸内での腐敗が進み口臭が発生します。
- 亜鉛: 亜鉛は胃酸の分泌や免疫機能の維持に重要です。不足すると胃酸の分泌が低下し、消化不良を引き起こします。その結果、消化不良による発酵が口臭の原因となります。
- L-グルタミン: L-グルタミンは腸粘膜の修復を助けるアミノ酸であり、腸のバリア機能を強化する役割を持ちます。リーキーガットの改善に特に有効で、これにより毒素の漏出を防ぎ、全身の炎症を抑えることができます。

必要に応じて、これらの栄養素を補充するためのサプリメントが推奨されます。また、食事の質を見直し、必要な栄養素をバランスよく摂取することも重要です。例えば、発酵食品やプレバイオティクスを多く含む食品(大豆製品、オート麦、玉ねぎなど)を日常的に取り入れることで、腸内環境の改善が期待できます。
まとめ
口臭の原因が単なる口腔内の問題ではなく、胃腸の状態に関連している場合、適切な検査を通じてその原因を特定し、治療を進めることが非常に有効です。当院では、分子栄養学的な検査を基に、個々の患者様に合わせた治療計画を提供しております。口臭に悩む場合、ぜひご相談ください。
改善には時間がかかることもありますが、根本的な原因に対応した適切な治療を継続することで、多くの方が症状を改善することができます。治療の進行に伴い、患者さん自身の生活習慣や食生活も見直すことで、持続的な改善が期待できます。当院では、分子栄養学的な検査や治療は栄養外来で行っております。
最後に(免責)
本記事の内容は、医学的治療に置き換わるものではありません。個人的にお試しになり健康被害が生じても、当院では一切責任を負えませんのでご了承下さい。
病態の改善に必要な食事・サプリメントはひとりひとり異なります。
基本的に、主治医と相談しながら治療を進めていただければと思います。
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1975年横浜生まれ、2021年9月に東京原宿クリニックを開設。内科医、呼吸器内科専門医、アレルギー専門医として豊富な経験を持つ。現在は、一般内科診療をはじめ、栄養療法・点滴療法、カウンセリングを組み合わせた総合的な健康サポートを行いながら、患者さん一人ひとりの生活の質向上をサポート。自身の体調不良経験から、従来の西洋医学に加え、栄養療法の重要性を実感。最新の医学知識の習得に励み、患者さんにとってより良い医療の提供に取り組んでいる。医学博士、日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医、臨床分子栄養医学研究会認定指導医。