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分子栄養学

繰り返す慢性上咽頭炎が治らないときには腸内環境改善を考える

表参道・原宿の東京原宿クリニック 院長の篠原です。

なかなか治らない体調不良の原因に、慢性上咽頭炎の存在があることが、近年クローズアップされてきています。

慢性上咽頭炎を改善させようとして、上咽頭擦過療法(EATやBスポット)や鼻うがいなどを行う方も増えてきていると思います。

劇的な症状改善がみられる方もいらっしゃる一方、なかなか改善しない方もいらっしゃるのも事実です。

今回は、慢性上咽頭炎が治りにくい原因として、腸内環境が関係しているのではないか、というお話をしたいと思います。

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慢性上咽頭炎の原因

慢性上咽頭炎の原因は、はっきりとはしていませんが、以下の原因が考えられています。

1.感染

風邪をひくと、喉が痛くなったり痰がでますよね。

それは、上咽頭に急性に炎症が起こって、症状が出ている状況です。

自分の免疫力が勝れば、自然に治癒していきますが、免疫力が低下していると、なかなか治らず、そのまま慢性化してしまいます。

風邪を引いて、寝不足などが続くと慢性上咽頭炎の原因となりえます。

2.体の冷えや疲労、ストレス

前述のように、ストレスが続くと、免疫力が低下するので、慢性上咽頭炎の原因となりえます。

また、冷えや疲労、ストレスは自律神経機能障害を引き起こし、それがさらに上咽頭炎を悪化させる原因となります。

3.乾燥

上咽頭は、乾燥した空気に弱いです。

口呼吸であると、乾燥した空気がそのまま上咽頭に当たるために、悪化の原因となります。

また、特に冬場の乾燥した空気や、加湿器の不適切な使用によっても、上咽頭粘膜が乾燥するので、悪化の原因となります。

4.喫煙・黄砂

喫煙や黄砂などの刺激性の高いものが上咽頭にあたることで、炎症の悪化をきたします。

5.逆流性食道炎

逆流性食道炎は、胃酸が食道を逆流してくる病気です。

胃酸が咽頭を刺激するために、上咽頭炎が悪化しやすくなります。

6.低気圧

気圧の変化により、上咽頭を支配している血管やリンパ管の鬱滞をきたして、上咽頭炎の悪化につながると考えられています。

これらの要素が重なることで、急性上咽頭炎が繰り返し起こり、最終的に、慢性上咽頭炎へ移行する可能性が示唆されています。

慢性上咽頭炎の悪化原因への対処

以上の原因を防ぐためには、どのような施策が有効でしょうか。

1.感染に対しては、自分の免疫力が十分にすることができれば、対策ができることになります。


2.体の冷えや疲労、ストレスに対しては、体を温めることや、ストレスからなるべく遠ざかることが有用です。そして、疲労やストレスに対しては、腸内環境を改善することで、対処が可能です。


3.乾燥については、鼻呼吸を意識的に行うことや、加湿器・口テープなどが有用です。


4.喫煙・黄砂に対しては、禁煙することや、黄砂対策にマスクは有用です。


5.逆流性食道炎に対しては、胃の感染症である、ピロリ菌の関わりが強く、その対策をすることも有用と考えられます。


6.低気圧に対しては、ある程度、副腎機能を回復することで、気圧の変化への対応を強化することができると考えられます。
副腎機能を改善するためには、腸内環境を改善することが必要になってきます
副腎機能と腸内環境の関係についての説明は以下を御覧ください。

このように、避けれる原因に対しては避けて、さらに腸内環境を改善していくことで、上咽頭炎が改善しやすくなると考えられます。

腸内環境が悪化すると、感染しやすくなるわけ

腸内環境が悪いと、感染を起こしやすくなる可能性があります。

この機序には以下のような要因が関与していると考えられます。

1.免疫系の機能低下

腸内環境は免疫系と密接に関連しています。
善玉菌が減少し、悪玉菌が増加すると、腸の粘膜の防御機能が低下し、免疫系の全体的な機能が弱まることがあります。


これにより、体がウイルスに対して適切に反応できなくなり、感染を起こしやすくなります。

2.炎症の増加

腸内環境の悪化は、慢性的な低レベルの炎症を引き起こすことがあります。

この炎症は免疫系を過剰に活性化させ、本来ウイルスに対抗するべき免疫細胞の機能を低下させる可能性があります。

3.腸壁の透過性の増加

腸内環境の悪化は、腸壁の透過性を高めることがあります(リーキーガット)。

これにより、通常は腸内に留まるべき微生物やその代謝産物が血流に入り込み、全身の免疫系に影響を及ぼす可能性があります。

4.栄養素の吸収不良

腸内環境の悪化は、栄養素の吸収にも影響を及ぼすことがあります。

特に免疫系の機能に重要なビタミンやミネラルの吸収不良は、免疫力の低下を招き、感染のリスクを高める可能性があります。

以上のように、腸内環境の悪化と全身の免疫系の健康が密接に関連していることを示しています。

よって、腸内環境を改善することが、感染悪化対策に重要であると考えられます。

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腸内環境を改善することで、ストレス耐性を高めることができる

「腸脳相関」とは、腸と脳が相互に影響を及ぼし合う関係を指す言葉です。

この関係は、腸内環境が精神的な健康やストレス対策に重要な役割を果たすことを示唆しています。

以下に、腸脳相関の概念により、腸内環境の改善がストレス対策に有用である理由をあげます。

腸脳相関の経路

腸脳相関は、腸内の状態が脳の機能に影響を与え、逆に脳の状態が腸の機能に影響を及ぼすことを指します。

この相互作用は、以下の経路を通じて行わていると考えられています。

1,神経系経路

腸と脳は迷走神経を通じて直接的につながっています。

この神経は、腸の感覚情報を脳に伝え、脳からの指令を腸に伝えます。

2.内分泌系経路

腸内細菌は様々な化学物質を生成して、血流を通じて脳に影響を及ぼします。

セロトニンのような神経伝達物質は、腸で大量に生成され、気分や感情に影響を与えます。

3.免疫系経路

腸内環境の変化は免疫系に影響を与え、炎症性サイトカインの変化を通じて脳に影響を及ぼすことがあります。

つまり、腸内環境を改善させることで、ストレス耐性を高めることができると考えます。

腸内環境を改善する方法

腸内環境を改善させるためには、まずは食事や生活習慣の改善が必要です。

簡単には、バランスの良い食事、プロバイオティクスやプレバイオティクスの摂取、適切な運動と睡眠をとることが、腸内環境を改善し、免疫系の健康を維持するのに役立つと考えられます。

ところが、それでも改善しない場合は、腸内環境の精密検査を行い、それに基づいた対処を行う必要もあると考えられます。

以下に、腸内環境を改善するための情報リンクをお示しします。

腸内環境を改善するための4Rについてはこちら

腸内環境を改善させるための食事や、改善方法についてはこちら

腸内環境の専門的な検査(GIMAP)についてはこちら

腸内環境を調べるために、高性能なGIMAPを用いると、自分がどのような腸内環境になっているかわかります。

これらの食事や、検査を用いて、腸内環境を改善することで、慢性上咽頭炎の改善につながると考えられます。

まとめ

慢性上咽頭炎は体調不良の悪化の原因となることがあり、Bスポットなどで改善することで体調不良改善につながることがあります。

ところが、Bスポットでも改善しにくい方もいて、その原因として腸内環境改善が重要です。

体調不良を改善するには、慢性上咽頭炎を改善させることと同時に、腸内環境を改善することも大事だと考えます。

腸内環境改善がうまくいかない場合は、腸内環境を調べる検査を行いましょう。

最後に(免責)

本記事の内容は、医学的治療に置き換わるものではありません。個人的にお試しになり健康被害が生じても、当院では一切責任を負えませんのでご了承下さい。

病態の改善に必要な食事・サプリメントはひとりひとり異なります。

基本的に、主治医と相談しながら治療を進めていただければと思います。

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