表参道・原宿の東京原宿クリニック 院長の篠原です。
「サプリメントを飲んでも効果を感じない」「特定の食べ物を食べると体調を崩しやすい」「寝ても疲れが取れない」……こういった原因不明の不調にお悩みではありませんか?
その答えは、もしかするとあなたの遺伝子と日々の生活習慣の掛け合わせに隠されているかもしれません。
実は私自身も、何かを達成しても満足感を得られず、常に次を追い求めてしまう性質に長年悩まされてきました。その結果、脳疲労に陥ることもありました。しかし遺伝子検査を受けたことで、自分がなぜそのような行動パターンに駆り立てられるのかが「構造」として見えてきたのです。この体験が、当院で遺伝子検査を本格的に取り入れるきっかけにもなりました。
当院では、遺伝子検査(StrateGene®)を用いた個別の栄養療法・体質解析を提供しています。
今回は、遺伝子検査で何がわかるのか、結果をどう読めばよいのかを、体質解析レポートをもとに解説したいと思います。MTHFRだけでなく、ヒスタミン、葉酸、メチル化、神経伝達物質、酸化ストレス、血流まで、体質を経路で読み解く考え方をわかりやすくまとめました。 もし、ご自身の体質を根本から理解し、最適な健康法を見つけたいとお考えでしたら、当院の栄養療法外来・遺伝子検査をご検討ください。遺伝子検査を含めてトータルに体調改善を行っていきたい場合は、「栄養外来」へ、遺伝子検査のみでいいという方は「総合カウンセリング」へご予約をお願い致します。どちらを予約したらいいかわからない場合は、お問い合わせください。

また、公式LINEでは腸内環境の改善や体調管理に関する情報を随時お届けしています。お得なクーポンも配布していますので、ぜひご登録ください。

Contents
- 1 遺伝子検査で何がわかるのか
- 2 遺伝子解析が大切にしている考え方
- 3 遺伝子検査おすすめ度セルフチェックリスト
- 4 まず確認する7つの重要ポイント(スーパーセブン)
- 5 遺伝子検査結果の見方で大切なこと
- 6 遺伝子解析ではどんな経路を読むのか
- 7 遺伝子1つではなく「組み合わせ」で見えてくること
- 8 介入は「順番」が大切です(クリーン・ジーン・プロトコル)
- 9 遺伝子検査の信頼性と限界(メリットとデメリット)
- 10 遺伝子検査の方法・流れ・費用
- 11 こんな方に向いています
- 12 本気で体質改善したいあなたへ
- 13 遺伝子検査に関するQ&A
- 14 最後に(免責)
- 15 オンライン診療対象地域
- 16 無料レポート新リリースしましたのでお受け取りください!
遺伝子検査で何がわかるのか
遺伝子検査は「病気の診断」ではなく「体質の傾向」をみるもの
多くの方が、「遺伝子検査=将来かかる病気の診断」と誤解されています。しかし、当院が提供する遺伝子検査は、特定の病気を診断するためのものではありません。
それぞれの遺伝子が生まれつき速く働くか、遅く働くかという個性や体質の傾向を教えてくれるものです。
当院のレポートでは何を読み解くのか
遺伝子検査の生データだけを見ても、専門的な知識がなければなかなか活用できません。遺伝子のデータを代謝の路線図やマップとして可視化し、読み解いていきます。
具体的には、葉酸の代謝、神経伝達物質(ドーパミンやセロトニン)のバランス、有害物質の解毒能力など、生化学的な経路(パスウェイ)に遺伝子変異を重ね合わせて評価します。
1つの遺伝子ではなく、経路全体でみることが重要な理由
私たちの体内にある遺伝子は、単独で働いているわけではありません。互いに複雑にコミュニケーションを取り合うネットワーク(交差点の交通渋滞のようなもの)を形成しています。
そのため、1つの遺伝子(例えばMTHFR)だけを見て「異常だ」と判断するのではなく、経路全体を俯瞰し、どこに代謝の「詰まり」や「ボトルネック」が生じやすいかを、システム全体として把握することが極めて重要です。
遺伝子解析が大切にしている考え方
遺伝子は私たちの体の設計図を提供しますが、それは決して変えられない宿命ではありません。
遺伝子は宿命ではなく「設計図」
最新の科学である「エピジェネティクス(環境や生活習慣が遺伝子の働きにどう影響するかを研究する分野)」の観点から見れば、遺伝子は固定された石版の文字ではなく、クラウド上にある文書のように、常に編集・書き換えが可能なものです。環境要因や生活習慣が遺伝子のスイッチを操作し、健康状態に影響を与えます。

症状は結果であり、根本原因は別にある
現在あなたが抱えている症状は、しばしば表面的な結果に過ぎません。
例えば、脳疲労という症状がある場合、それを単なる病気として診断するのではなく、酸化ストレスの蓄積や解毒経路の詰まりといった根本原因を探ることが重要です。
正常でも働けないことがある「機能的な低下(Dirty Normal)」という視点
当院の解析で重視しているのがDirty Normal(偽の正常)という概念です。
『Dirty Genes』の著者であり、エピジェネティクスと環境医学を専門とする自然療法医である、ベン・リンチ博士(Dr. Ben Lynch)によると、検査結果上で遺伝子が「正常(変異なし)」であっても、環境や栄養状態によって十分に働けないことがあるとされています。例えば、ヒスタミンを分解するDAOという酵素の遺伝子が正常であっても、腸粘膜の炎症や重金属の蓄積があることで機能的に低下し、ヒスタミン不調を引き起こす可能性があります。
つまり、遺伝子の設計図そのものはノーマルであっても、実際の生活環境のせいで遺伝子が「非常に汚れた状態(superdirty)」に陥っている人は多く、検査結果の正常に油断してはならないと警告しています。

介入は順番が大切という考え方
治療や介入を行う際には、順番が非常に大切です。
いきなり強力なサプリメントで代謝を回そうとすると、処理しきれない毒素が溢れて体調不良を引き起こす危険性があります。「Soak and Scrub(浸してこすり洗いする)」の原則に従い、まずは下流の整備(腸内環境の改善など)を行い、出口を確保した上で、上流の調律を行うことが推奨されます。
遺伝子検査おすすめ度セルフチェックリスト
以下の項目に当てはまるものが多い方は、ご自身の体質を遺伝子レベルから見直すことが有益かもしれません。該当する項目を数えてみてください。
- サプリメントを飲んでも効果を感じない、または逆に体調が悪くなることがある
- カフェインやアルコールを摂ると、動悸や不眠、頭痛などの反応が出やすい
- 食後にお腹が張る、鼻水が出る、頭痛がするなど、特定の食事で不調を感じる
- いつも疲労感があり、頭がボーッとする(ブレインフォグ)ことが多い
- ストレスを感じると、感情のコントロールが難しくなりパニックになりやすい
- 運動をするとかえって異常に疲れてしまい、回復に時間がかかる
- 健康的な食事を心がけているのに、なぜか肌荒れやアレルギー症状が治らない
【判定結果の目安】3つ以上当てはまる方は、代謝経路のどこかに詰まりや遺伝子的なボトルネックが隠れている可能性があります。受診と検査をご検討ください。
もし、ご自身の体質を根本から理解し、最適な健康法を見つけたいとお考えでしたら、当院の栄養療法外来・遺伝子検査をご検討ください。遺伝子検査を含めてトータルに体調改善を行っていきたい場合は、「栄養外来」へ、遺伝子検査のみでいいという方は「総合カウンセリング」へご予約をお願い致します。どちらを予約したらいいかわからない場合は、お問い合わせください。

また、公式LINEでは腸内環境の改善や体調管理に関する情報を随時お届けしています。お得なクーポンも配布していますので、ぜひご登録ください。

まず確認する7つの重要ポイント(スーパーセブン)
全身の健康に最も広範囲で重大な影響を与え、かつ食事やライフスタイルで改善しやすい7つのマスター遺伝子(ベン・リンチ博士はスーパーセブン:Super Sevenと名付けています)について解説します(以下はStrateGene社のサンプルレポートです)。

1. 葉酸とメチル化の土台(MTHFR)
MTHFR遺伝子は、体内の200以上の生化学反応に関わるメチル化を開始させる最重要遺伝子です。
この遺伝子に変異がある場合、メチル基の供給が低下し、ホモシステインの蓄積や脳疲労のリスクが高まります。一方で、集中力や警戒心が高いという強みもあります。
人工葉酸(Folic Acid)は受容体を塞いでしまうこともあるため、注意が必要です。
2. ストレス反応と感受性(COMT)
COMT遺伝子は、ドーパミンやノルアドレナリンなどのストレス神経伝達物質やエストロゲンの代謝を担います。
代謝が遅いタイプ(Slow)は集中力が高く熱狂的ですが、ストレスを引きずりやすく不眠や不安に悩まされやすくなります。早いタイプ(Fast)はプレッシャーに強い反面、注意力散漫や刺激依存に陥りやすい傾向があります。

3. ヒスタミンをさばく力(DAO)
DAO遺伝子は、食べ物や腸内から発生する「ヒスタミン」を分解し排出する酵素を作ります。
変異がある場合や「Dirty Normal」状態にある場合、ヒスタミンの迅速な分解ができず、食後の不調、じんましん、偏頭痛、リーキーガット症候群などを引き起こす可能性があります。ヒスタミン不耐症につきましては、ヒスタミン不耐症とは?蕁麻疹・鼻炎・疲労を招く“隠れヒスタミン中毒”のセルフチェックと低ヒスタミン食リストの記事もご参照ください。り
4. 気分と炭水化物への欲求(MAOA)
MAOA遺伝子は、ドーパミンやセロトニンのレベルを管理します。
分解が遅いタイプ(Slow)は深い探究心を持つ一方で、ストレス下で感情のバランスが崩れやすく、過剰な感情反応を引き起こすリスクがあります。分解が早いタイプ(Fast)は、炭水化物への欲求が強くなったり、気分の落ち込みを感じやすくなったりします。
5. 酸化ストレスと解毒の出口(GST/GPX)
GSTやGPX(およびSOD2)といった遺伝子は、グルタチオンを利用して体内の過酸化水素や有害物質を無害化し、解毒する役割を持ちます。
これらのバランスが崩れると(例:SOD2が速く過酸化水素を大量に作るのに、GPX4が遅くて処理が追いつかない等)、「出口の渋滞」が起こり、強い酸化ストレスや慢性疲労、化学物質過敏症を引き起こします。解毒については、増強NAC:Augmented NAC(ANAC)が提案する健康アプローチもご参照ください。
6. 血流と一酸化窒素(NOS3)
NOS3遺伝子は、血管を拡張させる「一酸化窒素(NO)」の生成に関わります。
正常であれば血流を維持する「Flow Master」として働きますが、酸化ストレスが高い状態では血管を傷つけるスーパーオキシドを生成してしまうリスクがあります。
7. コリン需要と細胞膜の安定(PEMT)
PEMT遺伝子は、細胞膜の主成分であるホスファチジルコリンを合成します。
この遺伝子に変異がある場合、SAMe(メチル基)を大量に浪費してしまい、コリン不足や細胞膜の脆弱化、脂肪肝などを引き起こすリスクが高まります。

遺伝子検査結果の見方で大切なこと
結果の「異常」だけを見ない
遺伝子検査の結果が「変異あり(+/+ や +/−)」だからといって、悲観する必要はありません。それぞれの変異には光(強み)と影(リスク)が存在します。異常箇所だけを探すのではなく、ご自身の体質の特徴として捉えることが第一歩です。
遺伝子同士の相互作用をみる
遺伝子は単独では機能しません。例えば、「DAOが正常でも、PEMTの変異によって腸粘膜が脆弱化し、結果的にDAOの機能が低下する」といった相互作用が存在します。複数の遺伝子の関係性を読み解くことが重要です。
検査結果が正常でも安心とは限らない
前述の「Dirty Normal(偽の正常)」の通り、遺伝子設計図が正常であっても、環境要因(腸内環境の悪化、重金属、カビ毒、ストレスなど)によって機能が低下しているケースは多々あります。
症状、食事、睡眠、ストレスと合わせて読む
遺伝子検査結果がバラバラでどう解釈してよいかわからない場合は、現在の症状や生活習慣と照らし合わせることが不可欠です。検査結果はあくまで地図であり、現在地(症状)を知ることで初めて正しいルート(対策)が導き出されます。
遺伝子解析ではどんな経路を読むのか
遺伝子解析では、以下の主要な生化学的経路を詳細に分析します。専門用語の羅列ではなく、日常の症状と結びつけて解説していきます。
ヒスタミン経路 ── 食後の不調、肌荒れ、鼻症状、頭痛などと関わりやすい経路
DAOやHNMT、ALDH2などの遺伝子を評価します。DAOが正常に機能していても、下流のALDH2の処理が遅いとアルデヒドが蓄積し、「入口は正常だが、出口が渋滞している」状態になり得ます。
ドーパミン・ノルアドレナリン経路 ── 集中力、モチベーション、ストレス応答に関わる経路
THやDRD2、MAOAなどを評価します。ドーパミンの合成能力や受容体の感受性をみることで、なぜ報酬感を得にくいのか、なぜストレスで感情過敏になりやすいのかを紐解きます。
セロトニン経路 ── 気分、睡眠、腸の動きに関わりやすい経路
TPH1、TPH2、HTR受容体などを評価します。腸内でのセロトニン合成のバランスや、ストレス下でのセロトニンの消費・分解の速さを確認し、気分の安定や睡眠の質の向上に繋げます。
葉酸経路 ── 細胞の修復やエネルギー産生の基盤となる経路
SLC19A1やMTHFRを評価し、天然葉酸の取り込み能力や、活性型葉酸への変換効率を確認します。人工葉酸がこの経路を塞いでしまうリスクについても評価します(StrateGeneのサンプルレポート)。

メチオニン・SAM経路 ── 細胞膜の構築や神経伝達物質の合成を支える経路
MTR、MAT1A、PEMTなどを評価します。メチル基(SAMe)の生成能力と消費のバランスをみることで、なぜ脳疲労が起きやすいのかを探ります。
グルタチオン経路 ── ブレインフォグ、酸化ストレス、化学物質への弱さと関わる経路
SOD2、GPX、GSTなどを評価します。体内の酸化ストレスを処理する「クリーンセンター」の処理能力や、化学物質に対する解毒の強さを確認します。
ビオプテリン経路 ── 血管の健康と神経伝達物質の合成に関わる経路
NOS3などを評価し、一酸化窒素の生成と血流の維持能力をみます。酸化ストレスがこの経路にどう悪影響を与えるかも重要なポイントです。
遺伝子1つではなく「組み合わせ」で見えてくること
単一の遺伝子だけでなく、複数の遺伝子の組み合わせを分析することで、これまで原因不明だった不調の背景が見えてきます。その一例をお示しします。
メチル基の供給と消費のジレンマ
「作れない×使いたい」の組み合わせです。MTHFR変異によりメチル基の供給が少ないにもかかわらず、PEMT変異によって大量のメチル基(SAMe)が消費されると、深刻なメチル基不足に陥り、頑固な脳疲労や細胞膜の硬化を引き起こします。
酸化ストレスのボトルネック
SOD2が高速(Fast)で過酸化水素を大量に生成する一方で、それを処理するGPX4が遅い(Slow)場合、ミトコンドリア内に有害な過酸化水素が滞留し、強力なブレインフォグや細胞ダメージの原因となります。
ヒスタミン処理の「入口は正常、出口は渋滞」
ヒスタミンを分解するDAO遺伝子は正常でも、その後の代謝産物(アルデヒド)を処理するALDH2が遅い場合や、MAOが遅い場合、下流で渋滞が起き、全体的な代謝負荷が増加します。
頑張れるのに燃え尽きやすい体質の背景
ドーパミンを作るTH遺伝子の活性が高くエネルギーを生み出せるのに、受け取る側のDRD2受容体の感受性が低く、さらにカフェイン感受性のADORA2Aが遅い場合、報酬感が得られずに無理を重ね、最終的に激しいクラッシュ(バーンアウト)を引き起こす可能性があります。

ここで少し、私自身の話をさせてください。私は今に至るまで、仕事を途中で切り上げることができなかったり、ここまで勉強すれば満足だと思えなかったり、何かを成し遂げても充足感に浸れるということがほとんどありませんでした。常に何かに到達したら次のことを考え続ける──その繰り返しのなかで、脳疲労に陥ることもありました。
遺伝子検査を受けてわかったのは、自分のドーパミン受容体(DRD2)に変異があり、ドーパミンが脳に結合するところが弱いために、満足感を得にくく、常に欠乏感を感じやすい体質だったということです。
この構造がわかったことで、なぜ自分がそのような行動に駆り立てられるのかが腑に落ちました。それと同時に、そういう構造であれば対処法を事前に考えておくことで、脳疲労にならないように気をつけることができるようになったのです。遺伝子検査の価値は、まさにこうした自分の取扱説明書を手に入れられるところにあると実感しています。
介入は「順番」が大切です(クリーン・ジーン・プロトコル)
ベン・リンチ博士が提唱する「クリーン・ジーン・プロトコル」に基づき、治療の「順番(Soak and Scrub)」を重要視しています。患者さんが最も知りたい何から始めればよいかを明確にしていきます。

ステップ1:まずは腸とヒスタミンを整える
最初に行うべきは土台作りです。DAOを正常に働かせるために、低ヒスタミン食を取り入れたり、腸内環境(リーキーガット)を修復するアプローチを行います。ここを飛ばしてサプリメントを飲んでも効果は薄いです。
ステップ2:次にコリンと細胞膜を守る
PEMT変異によるSAMeの浪費を防ぎ、細胞膜を修復するために、食事(卵黄など)からコリンを積極的に補給します。
ステップ3:その後で酸化ストレスと解毒を整える
出口の掃除を行います。SOD2とGPXのアンバランスによる「酸化ストレスのボトルネック」を解消するため、適度な運動強度への見直しや、セレン、ビタミンB2、解毒を助けるサプリメント(ANACやクロレラなど)を適切に導入します。
ステップ4:血流と呼吸を整える
NOS3を正常に稼働させるため、鼻呼吸の徹底(あいうべ体操など)を行い、一酸化窒素の産生を促し、全身の血流を確保します。
ステップ5:最後にメチル化を微調整する
下流の整備と出口の確保が完全に終わってから、最後にMTHFRに対するアプローチ(ビタミンB群や活性型葉酸の慎重な補給)を行い、メチル化の調律を行います。
遺伝子検査の信頼性と限界(メリットとデメリット)
遺伝子検査は万能ではありません。そのメリットとデメリットを正しく理解して活用することが不可欠です。
遺伝子検査が役立つ場面
原因不明の不調の理由を探る:症状の根本原因(どの経路が滞っているか)の仮説を立てるための強力なツールとなります。
治療の優先順位付け:介入の順番を作りやすく、患者さんが納得して自己実践(生活習慣の改善)に取り組みやすくなります。
サプリメントの個別化:「なぜこの成分が合わないのか」が論理的に説明でき、より安全な処方が可能になります。

遺伝子検査だけではわからないこと
現在のリアルな状態:遺伝子検査でわかるのはあくまで設計図(傾向)です。現在その遺伝子がしっかり働いているか、環境要因で機能低下(Dirty Normal)しているかまではわかりません。
確定診断の代替にはならない:この遺伝子に変異があるから、絶対にこの病気になるといった診断に使うことはできません。
当院が生活習慣や栄養評価と組み合わせる理由
遺伝子マップの知識を持った上で、実際の症状、血液検査、あるいは有機酸検査(尿検査)などと統合することで初めて、現在の代謝のリアルな状態を正確に読み解くことができます。
遺伝子検査の方法・流れ・費用
どのように解析するのか(採血不要)
当院で取り扱う遺伝子解析は、海外の検査機関の生データ(Raw Data)を利用してレポートを生成します。検体は「唾液」を用いるため、痛みを伴う採血は不要です。
結果説明までの流れ
1. 事前カウンセリング:検査の目的や限界をご説明し、同意をいただきます。
2. 検体採取・データ取得:自宅に検査キットが送られてきます。ご自身で唾液を採取し、郵送していただき、米国提携会社で遺伝子検査を実施し、代謝マップに変換。
3. 海外解析チームによる解析 :アメリカの機能性医学の専門家 Dr. JESS Armineを中心としたチームによる解析を参考に、レポートを作成。
4. 結果解釈面談(結果説明)(40分):医師が現在の症状や血液検査等の結果と統合し、遺伝子検査結果の説明を行います。
費用
自由診療でのご提供となります。海外の検査キットの購入費用(為替により変動)に加え、当院での結果解釈・面談費用、その後2週間のメールでの質疑応答が含まれる形となります。遺伝子検査をもとに、サプリメントや治療をご希望の方は別途、栄養外来の費用がかかります。
こんな方に向いています
- MTHFRの変異だけ調べて終わってしまい、具体的な対策がわからなかった方
- 食後の不調や、ヒスタミン不耐症(アレルギー様症状)が気になる方
- 慢性的な疲れやすさや、頭が働かない(ブレインフォグ)状態が続いている方
- サプリメントを飲んでも合う・合わないが激しく、その理由を知りたい方
- ご自身の体質に完全に合わせた、オーダーメイドの栄養療法を考えたい方
本気で体質改善したいあなたへ
「いろいろ試したけど、なかなか改善しない」「自分に合った健康法がわからない」と、一人で悩んでいませんか?自己流の対策では、一時的に症状が和らぐことはあっても、根本的な解決には至らないケースが少なくありません。
私自身、遺伝子検査を通じてなぜ自分はこうなのか、という長年の疑問に一つの答えを得ることができました。構造がわかれば、対処法も見えてきます。昔の友人に「君は決して満足しない人」と言われたことが今になって腑に落ちます。
当クリニックの栄養外来では、ただ症状を抑える対症療法ではなく、遺伝子という究極の設計図と、現在の詳細な検査データ、そして丁寧なカウンセリングに基づき、オーダーメイドの治療プランをご提案します。
「何から始めたらいいかわからない」「専門家のアドバイスが欲しい」と感じたら、今がご自身の身体と向き合う絶好の機会です。まずは一度、お気軽にご相談ください。
遺伝子検査をご希望の方は、「総合カウンセリング」よりお申し込みください。
※もし、ご自身の体質を根本から理解し、最適な健康法を見つけたいとお考えでしたら、当院の栄養療法外来・遺伝子検査をご検討ください。遺伝子検査を含めてトータルに体調改善を行っていきたい場合は、「栄養外来」へ、遺伝子検査のみでいいという方は「総合カウンセリング」へご予約をお願い致します。どちらを予約したらいいかわからない場合は、お問い合わせください。

遺伝子検査に関するQ&A
Q1. 遺伝子検査で病気はわかりますか?
A. 当院で扱う遺伝子検査は、特定の病気を確定診断するためのものではありません。体内の生化学パスウェイ(代謝の流れ)における体質の傾向や弱点を把握し、生活改善のヒントを得るための「設計図」として活用します。
Q2. 結果は一生変わらないのですか?
A. 遺伝子の配列(設計図そのもの)は一生変わりません。しかし、エピジェネティクスの働きにより、食事や睡眠、環境などの生活習慣を変えることで、その遺伝子がどのように働くか(発現のスイッチ)は日々変化させることができます。
Q3. 家族にも同じ傾向がありますか?
A. 遺伝子は両親から受け継ぐため、血縁関係のあるご家族とは類似した遺伝的傾向を持つ可能性が高いです。ただし、生活環境が異なれば、現れる症状(表現型)も全く異なるものになります。
Q4. 遺伝子検査だけで原因はすべて特定できますか?
A. 遺伝子検査だけで全てがわかるわけではありません。検査結果はあくまで「潜在的な傾向」です。現在のリアルな栄養状態や炎症の有無を知るためには、一般的な血液検査や有機酸検査などを組み合わせる必要があります。
Q5. 食事や生活習慣で変えられることはありますか?
A. 大いにあります。むしろ、検査結果をもとに「避けるべき食品(例:人工葉酸や過度なカフェイン)」や「積極的に摂るべき栄養素(例:コリンや天然葉酸)」を知り、生活習慣を最適化することが、この検査の最大の目的です。
Q6. 遺伝子検査は保険適用になりますか?
A. 当院で提供している体質解析を目的とした遺伝子検査および栄養指導は、公的医療保険の適用外(自由診療)となります。
最後に(免責)
本記事の内容は、医学的治療に置き換わるものではありません。記事内の情報をもとに個人的な対策をお試しになり健康被害が生じても、当院では一切責任を負えませんのでご了承下さい。
病態の改善に必要な食事・サプリメントはひとりひとり異なります。基本的に、主治医と相談しながら治療を進めていただければと思います。
オンライン診療対象地域
当院では、遠方にお住まいの方でもご相談いただけるよう、オンライン診療に対応しております。(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)
北海道と沖縄県はバイオロジカル検査の送付ができません。バイオロジカル検査の送付が必要なければオンラインでの診察はできます。)
無料レポート新リリースしましたのでお受け取りください!
無料レポート新リリースしましたのでお受け取りください!






