表参道・原宿の東京原宿クリニック 院長 篠原です。
病は気からといいます。
多くの書籍や人のお話を聞いてみますと、次のような順に病になっていくと感じます。
まず、マインドの部分に発端があって、そこで解決できなかった課題や、正面と向き合うことが怖かったりすることによって、わざと見ないようにして、そのまま蓋をしてしまったりすることがきっかけになります。
その次に、そこのほころびがずっと続いて、マインドを蝕み、だんだんと体へと影響していくと考えています。
肉体的な改善に関しては、栄養療法というもので、根本治療をしていく必要があります。
ただ、そうなった大元というのは、マインドの部分から起因していることも多いのです。
現在、マインドを扱う手法はとても数多くあり、表面的なところから深いとこまで扱うもの、たくさんあると思います。
今回、マインドを扱う一つのツールとして、私は「声診断」というものを習い、音声心理士を取得しました。

そこで、今回は体調不良になるマインドのパターンとして、声診断の理論を用いて、解読を試みようと思います。
東京原宿クリニックでは、自分の心の癖を知るためのツールとして、声診断を用いています。
来院でも、ご自宅にいながらオンラインでも可能です。
くわしくは、こちらから
Contents
- 1 声診断の仕組み
- 2 疲労になる考え方①:ブルー:価値観
- 3 疲労になる考え方②:ネイビー:ジャッジ
- 4 疲労になる考え方③:グリーン:共感力
- 5 疲労になる考え方④:アクア:シンクロ力
- 6 疲労になる考え方⑤:イエロー:アイデンティティ
- 7 疲労になる考え方⑥:ライムグリーン:リーダーシップ
- 8 疲労になる考え方⑦:オレンジ:感情と感覚
- 9 疲労になる考え方⑧:ゴールド:信念
- 10 疲労になる考え方⑨:レッド:生命力
- 11 疲労になる考え方⑩:コーラル:本能力
- 12 疲労になる考え方⑪:バイオレット:客観性
- 13 疲労になる考え方⑫:マゼンタ:受容力
- 14 まとめ:声を整えるということ
- 15 最後に(免責)
- 16 無料レポート新リリースしましたのでお受け取りください!
声診断の仕組み
心の状態は、発する声に出ます。
といって、そうかも、となる方は多いのではないでしょうか。
あの人の声は、自信がなさそう、とか気難しそうとかって、なんとなく感じれますよね。
その、なんとなくを、可視化できるようにしたのが、「声診断」です。
声診断は、声をフーリエ変換して、周波数を12の音階に分解し、音階と人の心を視覚化した、中島由美子先生が開発したメソッドです。
20,000人の声の波形データと思考パターンの相関関係を体系化したもので、人間の思考パターンを12のパターンに分類しています。
その12のパターンはそれぞれ、色で表現されています。
声診断では、マインドにこびりついたフィルターを、可視化しながら気づいて手放していくということをやっていくので、とても応用範囲が広いです。
この手法を使えば、人生の様々な課題に対処できますが、当院では、体調不良、特に、疲労症状に対して、このメソッドを使っていきたいと思います。
疲労につながる、思考パターンについて、この「心のレントゲン」を用いるとわかりやすいかと考え、お話したいと思います。
疲労になる考え方①:ブルー:価値観
初回は、「ブルー」という色についてお話したいと思います。
ブルーという色の意味は、「分析能力」です。
ブルーが程よく出ていれば、分析能力が高い(左脳)ということになります。

ブルーでの大切な意味は、「価値観:マイルール」です。
価値観というのは、親や社会、教育からの刷り込みによって形成されます。
ブルーがブレると、「女らしくしなくてはならない」、「働かなければ食べてはいけない」など、「ねばならない」という思考になります。
さらに、人々の価値観というのは違うはずなのに、他人の価値観が、「自分と同じだと思いこんでいる」「同じであるべき」という思考が働きます。
こうなると、ストレスが強くなり「ねばならない」で疲れてしまうことになります。
あなたの中に、「ねばならない」がいくつもありませんか❓
「ねばならない」があると”勝つために頑張る”必要が出てきて、負けた場合、うつに繋がりやすくなる思考です。
最終的には手放していくことで、楽になっていくわけです。
どのようにはずしていったらいいのでしょうか。
実は、「ねばならない」に気づいて、それを改善しようとしてもはずれません。
そのことに固執すればするほど、もっと強固になってしまうからです。
もし、気になる方は、声診断の本セッションにいらしてください。
ご自分の「ねばならない」を書き出してみるのもいいかもしれませんね。
疲労になる考え方②:ネイビー:ジャッジ
ネイビーは、「本質を見抜く力」です。
ただ、その力が強いと、ジャッジ(裁く、判断)する力が強くなります。
ジャッジが強ければ、他人に対してのあら探しを常にやって、さらに、そのジャッジが、自分にも向かいます。
主に、他人に対しては、職業や収入、学歴などでジャッジをして、その人よりも、勝ちたい、常に上にいいなくてはならない、という上昇志向が強くなります。
そして、そのジャッジが自分に向かうと、理想の自分があるんだけど、今の自分がその理想になっていない、ということに、自分でダメ出しを常にします。

ダメ出しをし続ければ、自己承認ができません。
常に他人のあら探し、自分へのダメ出しをしているために、マインドが疲労しやすく、副腎疲労の原因となります
自分って特別な存在でいたい、と思っていて、でもいつまでもなれない、というふうに思っている方は、ネイビー気質があるかもしれません。
このようなタイプにおいても、やはり解決策は、ジャッジをやめる、という風にはなかなかできません。
ネイビーは計算高いので、なかなか捨てられないのです。
頭で考えるというよりは、今、生きていることに感謝する、というところが鍵になります。
あなたは、理想が高くて、プライドが邪魔をして、なかなか行動が出来ないなんてことはないですか。
疲労になる考え方③:グリーン:共感力
3回目は、グリーン、意味合いとしては、共感力です✨
グリーンがバランス良く出ている方は、共感力があって、人とのコミュニケーションが取れるという才能があります。

グリーンのバランスが崩れている場合は、他人に対する共感力がない、つまり、心を閉ざしているという状態です。
そして、それが自分に向かうと、自分に対して共感できない、心が閉じているということです。
つまり、リラックスできない、変化に対応できない、という状態です。
グリーンの課題としての初歩は、”余裕を持つ”ということです。
時間的なスペースということで言えば、余裕、会話のスペースということでは、”間”ということになります。
いつも、忙しくて、時間に追われていないでしょうか?
また、人と会話していて、間ができたら、たまんなんくなったり、興味のない話になったら、時間の無駄に思えたり。。
もし、そんな状態であれば、グリーンの課題かもしれませんね。
単純に、時間的な余裕がない、というよりは心の余裕です。
つまり、自分の人生で何をすべきかという居場所が決まっているのであれば、そこにはスペースが生まれます。
そうでない場合、いつも焦っているという状態になります。
焦っている場合、人や状況をコントロールしたくなり、それが、交感神経を緊張させてしまうわけです。
交感神経が緊張しっぱなしでおきること、それは副腎疲労です。
目標が定まっていないと、コンテンツのクレクレ君になる傾向があります。
色んな知識を次から次へと学んでは、また次みたいに終わりがなく。。
目標を定めて、余計なことは削ぎ落として、心の余裕を作って、リラックスする、というのがまず、グリーンの処方になります。
現在、世の中の変化がとても激しく、一昔前の常識が通用しなくなっています。
そのような時代に必要なのは、変化に対応する力、変化に乗る能力=グリーンです。
そのためには、まずはリラックスですね。
また、リラックスには、低血糖対策が必要なことは言うまでもありません。
疲労になる考え方④:アクア:シンクロ力
シンクロ力があれば、引き寄せの法則が働きます。
周りやみんなと一緒であると、安心する、というタイプです。
良く言えば、環境に適応する能力が高く、周りの人と多くを語らずともわかりあえる能力です。
エンパスという言葉をご存知でしょうか。
並外れて人の感情に敏感なタイプです。
ということは、周りの波動をどんどんキャッチしてしまうことになります。
人混みにいくと気持ち悪くなったり。
電磁波過敏症とか化学物質過敏症はこのタイプなのでは、と疑っています。

そして、アンテナが鋭くなると、自分が意識したものを引き寄せるという力もあります。
自分の中がいいもので満たされている場合、引き寄せられるものは、いいものが引き寄せられます。
ところが、自分の心の中にエゴ、例えば、欲だとか、不安だとかがあれば、それを引き寄せてしまうことになります。
多くは、無意識で引き寄せてしまうので、なんでこんなことばかり、ということになりかねません。
自分の心の中にあるエゴと同じ波動を引き寄せやすいので、人の影響をとても受けやすいです。
それが強くなれば、パニック症候群のような感じになってしまいます。
このように、アンテナが鋭いがために、非常に疲れやすいです。
人の考えや本、ニュースなどにとても影響を受けやすいのです。
では、なぜこのようなシンクロ力が強いのでしょうか?
多くは、過去の人間関係の中で悩んできて、なんとか生き延びるために周りの空気を読んできたのです。
声診断では、アクアが強いのか、バランスがとれているのか、あえてOFFにしているのかなどをみていくことができます。
疲労になる考え方⑤:イエロー:アイデンティティ
イエローは意味としては、アイデンティティです。
イエローがバランス良く出ていれば、アイデンティティがある=本当の自分で生きることができる、ということになります。
イエローが出ていない、または出すぎているということは、本当の自分で生きていないということになります。
出すぎている人は、自分の考えが全てで、人の言うことは聞かず、ズバズバと物を言う。つまり、闘争。
出ていない人は、常に自分に自信がなく、自分のことをだめだな〜と思っている。つまり、逃走。
出すぎている人と出ていない人は表裏一体で本質は、本当の自分を生きていないということです。
闘争と逃走、と言えば、交感神経緊張ですね。

出すぎている人にとっては、他人に勝ちたい、出ていない人は、理想の自分像が強すぎて、なれない自分に悲嘆している。
交感神経が常に緊張しているがために、眠れないし、病気の原因となります、
他人に勝つ、自分に勝つということがエネルギー源になっているわけです。
他人に勝つためには、ありったけのエネルギーを使って、他人をコントロールし、色んなものを所有し、人とは違った自分というものを演出しようとします。
エネルギーが有り余っていれば、このエンジンで成功することになりますが、これが続けば、どこかでエネルギーが尽きて、体調不良になるのは目に見えていますね。
ぼくは、15年前頃、他人に勝つ、人とは違うということを強調したいがために、1年に1つ専門医をとるというわけわからない目標をたてて、最終的には10個以上の専門医となって、結局何をしている人だかよくわからなくなりました。
専門医を多く取ることで、人より優位に立ちたかったんだと思います。
そして、そんな人との競争ということに明け暮れた結果、体調を崩すことになって、強制リセットがかかりました。
本当の自分で生きる、ということは、等身大の自分で生きるということであって、
傲慢になるのを防ぎ、また自分にダメ出しをすることをやめる、ということでもあります。
疲労になる考え方⑥:ライムグリーン:リーダーシップ
ライムグリーンは、意味としては、リーダーシップです。
あなたは、昼ごはんを友人と食べに行く時は、どのように店を決めますか❓
「私は、中華料理を食べたい、あなたも食べたいでしょ❓ねっね❓」
と、他の人を巻き込んでいくタイプ。
これがライムグリーンです。
人を巻き込むので、成功者の色とも呼ばれています。

この世の中は、ライムグリーンが強い人が勝つようにできています。
どうして、そのように人を巻き込めるかというと、自分には価値があると思っているからです。
あなたは、自己価値はありますか❓
もし、自分には価値がない、と思っているとしたら、それは、大分損をしています。
現代社会で、認められがちなのは、地位・名誉・お金・SNSのフォロー数とかですね。
このようなものをもって自己価値があるとしている場合、それは他者からの評価が自己価値になっているわけです。
つまり、他者基準。
他人から認められなければ、価値がない、となっていませんか❓
他者基準になっているとどうなるでしょうか。
他者=社会から認められようと躍起になりますね。
そのための競争や戦争がおきるわけです。
競争に勝てば、いいですが、ひとたび負けたらどうなるでしょうか。
他者基準であるため、プライドガタ落ちして、病気になってしまいます。
競争に勝ったとしても、常に競争を生むために、いつまでたっても体が休まりません。
つまり、副腎疲労パターンです。
ライムグリーンが出なくても、出すぎても辛いです。
では、どうしたらいいでしょうか。
自己価値を他人の評価に求めない、ということです。
この世の中でいいと言われている価値基準、地位や名誉、お金といった尺度を捨てて、自分自身で自分のことを満たせるということがポイントになるわけです。
あなたは、自己価値、ひいては自己肯定感はありますか?
疲労になる考え方⑦:オレンジ:感情と感覚
オレンジは意味としては、感情と感覚です。
感情とは、波をキャッチする力ということです。
生きていれば、波があって、それを捉える力がオレンジです。

オレンジが強すぎると、感情の波が強すぎて、自分が感情の乗っ取られてしまい、疲れてしまいます。
不思議なことに、無理に抑え込もうとしてもそれもうまくいきません。
感情の波というのが、嫌なために、感情を断ち切るという選択をしている人もいます。
いわゆるポーカーフェースという状態です。
一見、感情の波が起こらないからいいような気がしますが、感情を断ち切るという選択をした場合は、やはり、うつにつながる考え方です。
ポーカーフェースを選択する理由として、身の回り、多くは親が感情むき出しであり、それを見ていて、感情がとても面倒だと感じて、シャットダウンしていることが多いです。
この状態が、現代の人に多い状況となっています。
「生き生きしている」ということは、感情をうまく捉えて活かしている状態です。
ぼくは、感情をなるべく感じない、表さないほうがかっこいいと思って抑えていました。
何があっても、動じない心にあこがれていました。
しかし、それは、感情に対して不感症になることと、不動心を取り違えていたわけです。
そのような封じるタイプは、男性に多いです。
また、オレンジが強すぎて感情に心が乗っ取られるのも大変です。
生きている限り、波は常にやってきます。
その波を封じることをせず、またそれに囚われすぎず、うまく波乗りできることで、とても人生は楽しくなってくるわけです。
そのための1つは、波を解釈する時の「ねばならない」マインド、色でいうと、ブルーのマインドを整えていくということになります。
感情は生きるための力です。
感情が足りないと、力がなくなるので、パワーダウンして外から補給しようとします。
補給源は、甘いもの、お酒や、お金、仕事などがあります。
最も強い補給源は人、つまり共依存です。
不調の子供を想う親、社員とうまくやりたい社長、感情の補給源のために共依存になりやすいです。
外部電源からの補給することなく、自分で自分を満たすように目指したいものですね。
疲労になる考え方⑧:ゴールド:信念
ゴールドは意味としては、信念です。
信念とは信じる力です。
何も信じるものがないと、力なくただ、外側の世界の言われるがままになってしまいます。
何か、自分に信じるものがあれば、幹の太い木のようにどっしりと構えられるわけです。

では、何を信じるのでしょうか。
本の知識、親からの教育、社会常識、思い込み。
こういうのを信じるのが信念でしょうか❓
ここまで読んで頂いている方はおわかりかと思いますが、こういうのは、マインドの自分ということです。
ブルーのところを再読していただくと、マイルールという、「ねばならない」があったかと思います。
こういう、マイルールを信念とすると、単なる頑固になってしまいます。
では、何を信じるかというと、本当の自分を信じるということになります。
本当の自分というものにつながっていないと、そこからエネルギーがもらえないので、常に「不安や恐れ」が消えません。
根拠のない不安や恐怖=漠然とした不安というのは、海馬を傷つけて、脳疲労の原因となります。
いつもいつも不安にかられている方は、本当の自分に繋がっているのではなく、マインド(=頭で考えたルールなど)への信念が強いのかもしれませんね。
あなたは、どんなマインドにとらわれていますか❓
疲労になる考え方⑨:レッド:生命力
レッドは意味としては、生命力です。
生命力とは、活動するためのエネルギーです。

レッドが出ていないと、そもそも生命エネルギーがないので、疲労してしまいます。
レッドが強くでているといいかというと、それは人のパワーを吸い取って、自分の力としている可能性があります。
やはり、バランス良く出ている、ということがとても大切なのではと考えます。
副腎疲労にあてはめると、レッドが出ていないと「疲弊期」、つまり疲れ果てている状態。
レッドが強ければ、副腎疲労「抵抗期」、つまりなんとか気力で頑張っている、交感神経を優位にして頑張っている状況といえます。
抵抗期は要注意です。
一見、自分の体調が良くても、実は人のパワーを奪っている可能性があるからです。
カウンセラーがクライアントとセッションしている時、クライアントのことを可哀想とか、自分の力でなんとかしてやろう、という上下関係で接していた場合、
それはクライアントのパワーを奪っている場合があります。
「鬼滅の刃」の鬼は、人間を捕食してパワーを得ています。
体調が良くても、気づかぬうちに鬼化していないか、注意しましょう(自分に言ってます)。
体調が悪い場合、パワーを奪うカウンセラーに師事していないか、チェックしてみましょう。
レッドのバランスをとるためにはどうしたらいいでしょうか。
レッドは、根源からのエネルギーをもらう力です。
それを邪魔するものは、やはりマインドのエゴです。
自分にどのようなエゴがあって、阻害しているのか考えてみましょう。
また、レッドは、第1チャクラに相当します。
つまり、グラウンディング。
普段、頭で考えてばかりいませんか❓
疲労になる考え方⑩:コーラル:本能力
体調不良になるマインドを、声診断の理論を元にお伝えしています。
10回目は、コーラル、意味としては、本能力です。
本能力とは、本能(=魂)とつながる力ということです。
ということは、どんな人にとってもコーラルは必要ということになります。
コーラルが強く出ている人は、魂とつながる力が強く、どんなものにも共鳴しやすいという特徴がありますが、逆に、いろんなものに対して、とても敏感になってしまうことにもなります。
例えば、場の雰囲気だったり、人との集まりとかで、最初は元気なんだけれど、だんだんいても立ってもいられなくなって、帰りたくなってしまう。
これは、まわりの雰囲気に敏感過ぎて、その敏感さが体に出てくるという状況です。
ということで、コーラルは、アレルギーと関係があると言われています。

つまり、いろんな空気や雰囲気を受けて共鳴しすぎるがゆえに、体に発疹として出て、アトピーになるか、喘息のような状況になってしまうと考えられるのです。
反対に、コーラルを出さないようにしている人もいます。
その場合、周りの影響を受けなくて済みます。
周りの状況を受けないというのは、一見いいように思えますが、自分の体の声を聞くことが出来なくなっている状態ともとれます。
肉体的には相当いっぱいいっぱいで体のボロボロなのに、自分では元気のように思えていて、働き続けてしまい、ついには糸が切れて、退場、のようなことが起きるわけです。
副腎疲労の第2期に似ていませんか?
傍からみていると、交感神経を緊張させて頑張っている、イライラしているように見える方でも、お話を聞いてみると、
「疲れていません、朝も起きれます❗」
という状況。
コーヒーたくさん飲んで、感覚が麻痺してしまっている。
そのときは大丈夫でも、そのまま突き進むと、疲弊期、つまり体が動かなくなってしまいます。
コーラルは、出すぎていても、出てなくても良くなくて、バランス良くでている必要があるわけです。
コーラルは、自律神経との関わりがあります。
よって、普段、仕事ばかり、頭を使いすぎていて交感神経優位になっている状態を、一度休めて、自然と触れ合うといった工夫が必要かもしれませんね。
あなたはどのように自律神経を整えていますか❓
疲労になる考え方⑪:バイオレット:客観性
バイオレットは意味としては、客観性です。
客観性とは、自分の置かれた立場を、一歩引いてみる力ということです。
同じ思考回路の繰り返しが、病気の原因になります。
自分が、どのようなマインドをいつも繰り返しているのか、ということを、客観的にみることができれば、そこから抜け出すことができるようになるわけです。
客観性がなければ、何でうまくいかないんだろう、といつも不満気になっていたり、分かっちゃいるけどできない、ということにもなります。
客観性によって、物事を俯瞰的に見ることができれば、あーそうか、という気づきが生まれてきます。

この気づきこそが、病気を改善させる第一歩になるわけです。
なぜ、副腎疲労に陥っているのか、なぜ、がんになっているのか。
そこには、何らかの意味があるはずです。
そこを考えずに、滋養強壮して治っても、また再発したり、ということにもなりかねません。
たとえば、ぼくの場合、「正しくやりたい」という「ねばならない」が強く、それを推し進めた結果、副腎疲労に陥りました。
陥っている最中には、自分は、正しい行動をしていると思っているから、全く気づきがありません。
ただ、体がだるい、体が鉛のようだという症状が取れればいいと思っていました。
本当は、
「ねばならない思考の癖」→「副腎疲労」
という構図であり、この「正しくやらなければならない」という思考の癖を、他人に客観的に指摘されて、沼に気づきました。
客観的になれば、気づきがおきて、そして、変容していくことにつながります。
もし、つらい症状に悩んでいるとしたら、まずは、分子栄養学的に対処することはとても大事だと思います。
そして、考えられる状態になった時には、「このような症状になっているのはどんな思考の癖があるんだろう」とも考えてみて下さい。
そして、さらには、なぜそのような思考の癖が出てきたのかを考えてみると、もっと深い気づきになります。
そうなった時に、はじめてその思考の癖を終わらせることができるようになるかもしれませんね✨
疲労になる考え方⑫:マゼンタ:受容力
最後になりました。
マゼンタは意味としては、受容力です。
声診断ではマゼンタこそがゴールで、無償の愛、すべてを許すということになります。

一般的に私達が思っているのは、他人に認められて初めて愛と思っていないでしょうか❓
他人のために何かをしてあげて、そして、その相手から何かが返ってきてはじめて、愛と思ってないでしょうか❓
誰かに、評価や認められてもらってはじめて、受容されたと思っていないでしょうか❓
それは、頭で考えた受容、愛ということになります。
つまり、Give & Takeのような考えは、マゼンタがぶれているということになります。
他人から愛されたい、認められたいというのが自分の評価基準になってしまっていると、いつまでも他人基準なので、振り回されて、疲労の原因となります。
そのようになる原因としては、今まであげた他の色が邪魔していることがおおいです。
例えば、ライムグリーンの自己肯定感が低いこともマゼンタがぶれる原因となります。
そのようなものを外して、はじめて12色が全部出る事になり、それこそが、声診断の目標となることでもあります。
まとめ:声を整えるということ
声を整えるということは、心を整えるということです。
ただ、自分の心の癖は、自分ではなかなかわかりません。
心の癖が、体調不良を起こしていることはよくあるのです。
だからこそ、カウンセラーにみてもらったりして、自分を整えるということをしています。
声診断では、ソフトを用いることにより、客観的に自分の心の癖をみることができます。
そして、その解決方法まで提供してくれます。
心もバランスだし、声もバランスです。
12色がバランス良くでる、「フルサウンド・ボイス」でいることが、心身ともに健康であるということになります。
自分の声診断をしてみたいと思った方は、以下を御覧ください。
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体調改善のための情報を発信しています。
最後に(免責)
本記事の内容は、医学的治療に置き換わるものではありません。個人的にお試しになり健康被害が生じても、当院では一切責任を負えませんのでご了承下さい。
病態の改善に必要な食事・サプリメントはひとりひとり異なります。
基本的に、主治医と相談しながら治療を進めていただければと思います
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1975年横浜生まれ、2021年9月に東京原宿クリニックを開設。内科医、呼吸器内科専門医、アレルギー専門医として豊富な経験を持つ。現在は、一般内科診療をはじめ、栄養療法・点滴療法、カウンセリングを組み合わせた総合的な健康サポートを行いながら、患者さん一人ひとりの生活の質向上をサポート。自身の体調不良経験から、従来の西洋医学に加え、栄養療法の重要性を実感。最新の医学知識の習得に励み、患者さんにとってより良い医療の提供に取り組んでいる。医学博士、日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医、臨床分子栄養医学研究会認定指導医。