表参道・原宿の東京原宿クリニック 院長 篠原です。
肩こりに悩まれている方はとても多いですね。
西洋医学的には、肩こりは肩の筋肉が何らかの影響によって血行不良になり、そのため痛みを感じるものと考えられています。
処方としては、湿布や、マッサージ、筋弛緩薬、運動療法などが出されます。
ただ、なかなか治らないことが多いですよね。
今回は、それ以外の治療について考えてみたいと思います。
夜間低血糖による肩こり
近年、血糖値をモニタリングすることができるようになりました。
そうすると、多くの人が低血糖を起こしていることがわかってきました。
特に、夜間においては、絶食になるので、どうしても体調が悪い方は低血糖になりやすくなります。
そして、低血糖になれば、自律神経の一種である、交感神経が緊張するため、朝起きたときに、肩こりがひどくなることを経験します。
つまり、日中の血糖値を安定化させることで、夜間の低血糖を改善させることができれば、肩こりも和らぐ可能性があるということになります。
低血糖についての対策などについては、以下にまとめました。
今回は、もちろん、低血糖対策も重要なので行いつつ、さらに肩こりを解消するためのキネシオロジーを使った解消法を考えてみたいと思います。
肩こりと心理的な側面
仕事のストレスや家庭のストレスはありませんでしょうか。
それらのストレスがとても大きい場合、文字通り、肩の上にのしかかることになり、肩こりの原因となります。
つまり、その痛みの元になったストレスを軽減させることができれば、おのずと現在の肩の痛みも和らぐことが期待できます。
そのような、心理的なストレスを軽減させるテクニックとして、キネシオロジーがあります。
キネシオロジーは、筋反射テストを行うことで、ストレスを探し、軽減していくことができます。
ストレスが過大であると、脳が混乱し、それが痛みの原因となることがあります。
脳の混乱を正常化するテクニックがキネシオロジーです。
足のツボを利用した肩こりへの対処
キネシオロジーでは、経絡の流れを重要視します。
体には14の経絡が流れていて、その流れが障害されることで、痛みが発生すると考えられます。
脾経は体の前面を、膀胱経は、体の後面を走っています。
この2つの経絡を通じあわせて流してあげることで、血流やリンパの流れが改善し、肩こりも改善していきます。
当院では、このように、肩こりに対して、食事の指導、心理的なストレスの軽減、ツボを用いた血流改善などをキネシオロジー外来で行っております。
詳しくは、以下を御覧ください。
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1975年横浜生まれ、2021年9月に東京原宿クリニックを開設。内科医、呼吸器内科専門医、アレルギー専門医として豊富な経験を持つ。現在は、一般内科診療をはじめ、栄養療法・点滴療法、カウンセリングを組み合わせた総合的な健康サポートを行いながら、患者さん一人ひとりの生活の質向上をサポート。自身の体調不良経験から、従来の西洋医学に加え、栄養療法の重要性を実感。最新の医学知識の習得に励み、患者さんにとってより良い医療の提供に取り組んでいる。医学博士、日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医、臨床分子栄養医学研究会認定指導医。